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「ホームページに一刻も早く集客したい！」「SEOでは時間がかかりすぎるから、手っ取り早く認知拡大を狙いたい！」
それならばリスティング広告がおすすめです。
リスティング広告を配信すれば、商品やサービスに関心を持っているユーザーに絞り込んで積極的にアピールできるうえ、短期間で効果を出すことが可能です。
ただ、リスティング広告といっても様々な種類がありますので初めて出稿する場合、どの媒体を利用すればいいのか悩んでしまいますよね。
今回は、リスティング広告の種類7つと広告媒体ごとの特性を解説します。ある程度の目安となりますが、媒体ごとに狙いやすいユーザー属性と業態もあわせて紹介するので、御社のターゲット顧客と照らし合わせご参考ください。
目次
リスティング広告とは？
リスティング広告とは、マーケター視点でいうと悩みや疑問を解決しようとインターネット検索するユーザーに、検索内容と関わりのあるものを表示させる広告です。
リスティング広告は、表示箇所によって以下2種類に分けられます。
- Googleなどの検索画面で、テキスト状に表示される広告（検索連動型広告）
- Webサイトの上部や下部などに表示される広告（コンテンツ連動型広告）
リスティング広告を利用すれば、ユーザーの関心に応じた広告を配信できるため、購買する可能性の高い「今すぐ客」へのアプローチが可能です。さらに、効果が出るのに時間がかかるSEOと異なり、出稿後すぐに表示されることからも、短期的に効果を見込める手法といえます。
それでは、次項から広告媒体ごとの特徴をお伝えしていきましょう。
【リスティング広告の種類1】Google広告
まずは、リスティング広告の代表格である「Google広告」について解説します。特徴やおすすめの業態についても紹介しているので、チェックしてみてください。
特徴
Google広告とは、Googleが提供する広告配信システムであり、Googleの検索結果やWebサイトに広告を掲載することができます。StatCounterの調査によると、Googleは世界の検索エンジンシェア率90%以上という結果を保持しており、高いリーチ力が魅力的です。
自由度の高いターゲティング設定が可能なため、「どこの広告媒体を選べばいいんだろう？」と悩んでいる方は、まずはGoogle広告から始めることをおすすめします。
おすすめのユーザー属性・業態
Google広告は幅広い年齢に向けて配信されますが、特に若い世代の利用率が高いことも挙げられます。さらに、スマホユーザーも多く目にする広告であるということも特徴でしょう。
スマホユーザーがメインターゲットの業態や、海外からの集客も考えている業態は、この機会に利用してみてください。また、SEOで上位表示をするのが難しい業態も、Google広告を利用することで効果的にユーザーへアプローチできます。
設定の仕方は下記で解説していますのでご参考ください。
参考記事
Google広告の初期設定のやり方とその概要を初心者向けに解説 ホームページを作っても、そこに訪れてくれるユーザーがいなければ意味がありません。ですが、ホームページ公開してすぐにキーワード検索上位を狙うのは、極めて困難で…
【リスティング広告の種類2】Yahoo!広告
検索連動型広告を検討している場合、Google広告とあわせて検討されるのが「Yahoo!広告」です。こちらでは、Yahoo!広告の概要について解説します。
特徴
Yahoo!広告とは、Yahoo!JAPANや提携しているWebサイトに出稿できる広告サービスです。Googleに次いで国内シェア率2位の検索エンジンであり、ネットオークションやショッピング、ニュースなど様々なサービスを展開しているのも特徴でしょう。
また、Yahoo!広告には、利用したい機能に応じて様々なオプションがあるのも嬉しいところ。掲載枠を広げる「広告表示オプション」や、キーワードに対して自動で広告のタイトルを作成する「かんたんDAS」など、初めてでも取り組みやすい工夫がされています。
おすすめのユーザー属性・業態
Yahoo!広告は、主に40～50代のユーザーがターゲットになりやすい広告サービスです。さらに、パソコンで利用することの多いYahoo!JAPANだからこそ、自宅でじっくりと購入を検討するような商材もおすすめでしょう。
商品やサービスによっては、Google広告では扱えないものも掲載可能なので、要チェックですね。広告の出稿先が法人サイトのみに限定されており、「安全なサイトだけに掲載したい」「自社のブランドイメージを維持したい」という場合も一押しです。
【リスティング広告の種類3】Youtube広告
国内で最大の動画配信サイトを誇る「YouTube」。
サービス開始から続々とユーザー数を増やし続けるプラットフォームに配信できる広告はどのようなものか、解説していきましょう。
特徴
Youtube広告とは、Youtubeに広告を出稿できるサービスです。
株式会社ヴァリューズの調査によると、YouTubeを利用したことのある割合は男性90.4%、女性86.6%であり、どの年代も「ほぼ毎日利用する」と答えた人が最も多い結果に。Googleアルゴリズムを使用した細かいターゲティングもできるので、自社に適したユーザーへ届けられることも魅力的です。
目標に合わせて出稿できるように様々な広告メニューが用意されていて、適切な訴求を行なえますよ。
おすすめのユーザー属性・業態
幅広い層が利用するYouTubeへ広告を掲載できるため、老若男女問わず様々なユーザーへ情報を届けられます。
具体的な業態としては、旅行やレジャー、美容やコスメなどエンタメ要素のある商材を扱うところがおすすめです。また、「動画で手軽に学習したい」と考えるユーザー層も多いので、学習商材やスマホアプリなどを扱っている業態も出稿を検討してみましょう。
【リスティング広告の種類4】Instagram広告
「Instagram」とは、動画や画像といったビジュアルが中心の情報配信ができるプラットフォームです。そんなInstagramに配信できるリスティング広告について、紹介していきます。
特徴
Instagram広告とは、Instagramに出稿できる広告サービスです。
「インスタ映え」という言葉が話題になったように、目を引くようなビジュアル重視の投稿が受け入れられる傾向があります。ユーザーの性別や年齢はもちろん、Instagram上での行動データなどをもとにターゲティングできるうえ、自社のデータを活用した類似オーディエンスの利用も行なえるのもポイントです。
宣伝感を与えずに出稿できるため、広告嫌いなターゲット層にも届きやすい媒体でしょう。
おすすめのユーザー属性・業態
Instagram広告がおすすめのユーザー属性は、若年層の男女です。総務省の調査によると、Instagramの利用率は10～20代が70%を超えています。
以前までは女性ユーザーが多い傾向にありましたが、令和3年度の調査では国内利用率は男性が43%、女性が57%とほぼ同数という結果に。ビジュアルが中心の投稿が活発なので、美容や旅行、ファッションなど、視覚的にアピールしやすい業態が向いている広告媒体です。
【リスティング広告の種類5】LINE広告
国内で最も多くの人が利用しているコミュニケーションアプリ「LINE」。では、LINEに出稿できる広告とはどのような特徴があるのかチェックしていきましょう。
特徴
LINE広告とは、LINEアプリや提携している様々なアプリへ配信できる広告サービスです。全部で11種類もの配信面が用意されているため、自社の商品やサービスに応じて適切な配信方法を選ぶことができます。
さらに、月間ユーザー数9,300万人と多くの人数が利用しており、他の媒体では届けられないようなターゲット層にもアプローチしやすい魅力も。コミュニケーションアプリということで毎日頻繁に使用する方も多く、大きな効果を見込める手法でしょう。
おすすめのユーザー属性・業態
LINEは、10代から60代まで、幅広い層がまんべんなく利用しているからこそ、多くの業態に向いている広告サービスといえます。特に、シニア世代が男女共に利用しているWeb媒体は少ないので、ターゲット層が適している場合はぜひ検討してみましょう。
また、北海道から沖縄まで多種多様な地域のユーザーが利用していることも押さえておくべき。地域密着型の商品やサービスを扱っている業態にも、ぴったりマッチしていますよ。
【リスティング広告の種類6】Twitter広告
上手に活用することで大きな話題性を呼び込める「Twitter広告」。特徴やおすすめのユーザー属性と業態を押さえて、自社の目標にマッチした出稿をしてみましょう。
特徴
Twitter広告とは、Twitterに配信できる広告サービスです。匿名性が高く、「いいね」や「リツイート」など多くのユーザーに届けられる機能があるため、効果的な広告を配信すれば思っている以上に拡散される魅力があります。
拡散されれば、予算を抑えたまま大きな成果が見込めるので、ぜひトライしてみてください。さらに、特定のキーワードや「〇〇のアカウントをフォローしているユーザー」など、豊富なターゲティングが可能なのも魅力の1つでしょう。
おすすめのユーザー属性・業態
Twitter広告におすすめのユーザー属性は、10～20代です。
総務省の調査では、Twitterの利用率が10代で67.4%、20代では78.6%と結果が出ており、若年層の多くが使用していることがわかります。また、拡散を期待できる媒体だからこそ、話題性を見込める商品やユニークなサービスとの相性がバッチリです。細かいターゲティングができるので、よりペルソナがはっきりとしている商品の販促もおすすめでしょう。
【リスティング広告の種類7】Facebook広告
世界で29億人以上のアクティブユーザーを抱える「Facebook」。広告媒体の主な特徴を押さえて、効果的な配信を行いましょう。
特徴
Facebook広告とは、Facebookに配信できる広告サービスです。一般的にユーザーが実名で登録しているからこそ、年齢や地域など正確な情報をもとに精密なターゲティングができます。購買の段階ごとや配信先に適したフォーマットが多様に用意されているため、広告を出稿することが初めての場合も安心ですね。
既存顧客や自社サイト訪問者と似ている傾向のユーザーもターゲティングでき、新規顧客の獲得が期待できます。
おすすめのユーザー属性・業態
Facebook広告は、比較的年配のビジネスパーソンをターゲット層にするのが一押しです。30代以上のユーザーがビジネス目的で多く利用しているため、BtoBの商品やサービスの広告媒体として活用してみるのはいかがでしょうか。
例えば、オンラインサービスやセミナーなどを扱っている業態なら、Facebook広告のユーザー層に適しているでしょう。精度の高いターゲティングが可能なので、ニッチな商材を扱っている業態にもぴったりです。
まとめ｜リスティング広告を活用して集客力をアップしよう
今回は、リスティング広告の種類7つと、広告媒体ごとの特性を解説しました。
リスティング広告は、以下のように7種類の広告媒体で配信できます。
- Yahoo!
- Youtube
- LINE
それぞれの特徴やおすすめのユーザー属性・業態を押さえて、自社商品・サービスに適した広告を出稿しましょう。