【初心者向け】ワードプレスでチャットボットを実装する全手順

【初心者向け】ワードプレスでチャットボットを実装する全手順

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最近はやりのチャットボットを自社サイトにも実装したい、とお考えの方へ。ワードプレスで制作したホームページなら、すぐに実装が可能です。

見込客とのコミュニケーションを円滑にしたり、人手不足で問い合わせに迅速に対応できない課題を解決出来たり。チャットボットには、実装するだけの大きなメリットがあります。顧客としてもホームページに訪れて、もっともモチベーションの高いときに、チャットボットを通して適切な回答が得られれば、とてもありがたいですよね。

戦略的ホームページを得意とする当社でも、これまで数多くのチャットボットの実装を手がけてきました。多くは外部サービスと連携したり、ワードプレスプラグインを活用したりして、一からの開発はしていません。ですが、それで十分でしょう。目的は、ユーザーの利便性向上であり、それが達成できるなら、手順は簡単な方が良い。

ということで今回は、ワードプレスプラグイン「Tidio Chat」を活用して、ホームページにチャットボットを実装する手順を、初心者の方にもわかりやすく解説します。あなたの課題解決に貢献出来たらうれしいです。

チャットボットイメージ

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目次

ホームページにチャットボットを実装するメリット

ホームページにチャットボットを導入することで得られるメリットをまとめてみました。

  1. 即時応答によるユーザーのストレス軽減:
    チャットボットは24時間365日、瞬時に反応します。ユーザーの疑問にすぐに答えられるチャットボットを実装出来れば、ユーザーの利便性は良くなるはず。これは、いわゆるユーザーエクスペリエンス向上につながり、サイト評価もあがります。
  2. 事務負担の軽減によるリソースの有効活用:
    チャットボットでユーザーの疑問が解決すれば、手動での問い合わせ対応が減少する可能性があります。人手不足が深刻な現代、運営側としてはとても助かりますよね。何より、他の重要な業務にリソースを割り当てることが可能になります。
  3. ユーザーエンゲージメントの向上でサイト評価向上:
    チャットボットを通じてユーザーとの対話が増えることで、会社への好感度が高まることが期待できます。いわゆるエンゲージメントの向上ですね。すると、ホームページの滞在時間が延びるので、サイト評価も上がります。
  4. セールスの促進や多様な戦略:
    わかりにくい商品、サービスであるほど、疑問、質問、不安に即座に答えることができるので、顧客の購買意欲を高めることに繋がります。ただ、戦略的にはチャットボットですべてを回答するのは本当に利益に繋がるのか?ということを検討しなければなりません。しかしチャットボットにより、戦略的な選択肢が増えることは確かです。

いかがでしょうか?あなたにとって、魅力的なメリットは見つかりましたか?ひとつでもあれば、チャットボットの実装を検討してみてください。

チャットボット実装前に必要な準備

チャットボットを実装する前に、いくつかの準備をしておきましょう。ここでは、ワードプレスプラグイン「Tidio Chat」を活用しますが、他にもプラグインや外部サービスは多数存在します。あらかじめ、あなたの実現したいことに合致しているか調べることで、無駄に時間を使わないで済みます。

そのための、スムーズな導入ステップをご紹介しておきますね。

  1. プラグインの選定:
    まず、どのチャットボットプラグインを使用するか決定します。この記事では、「Tidio Chat」を推奨していますが、ニーズに合わせて他のプラグインを選ぶことも可能です。
  2. ワードプレスの準備:
    プラグインをインストールする前に、ワードプレスを最新の状態に更新し、既存のプラグインとの互換性を確認します。不要なプラグインは無効化または削除しておくことが望ましいです。
  3. Tidio Chatのアカウント作成:
    Tidioの公式サイトにアクセスし、アカウントを作成します。アカウント作成は無料で、基本的な機能はすぐに利用開始できます。
  4. APIキーの取得:
    アカウント設定からAPIキーを取得します。このキーは、ワードプレスサイトとTidioを連携させる際に必要となります。

「Tidio」のサイトは英語なので、わかりづらいかもしれません。Googlechromeであれば、右クリックで「日本語に翻訳」しながら進められます。登録自体は、よくあるパターンなので、画面の手順通りに進めてください。

チャットボットの実装手順

それでは、ワードプレスサイトに「Tidio Chat」を実装する手順をお伝えしましょう。以下、3ステップです。

STEP
プラグインのインストール
Tidio Chat

ワードプレスのダッシュボードにログインし、「プラグイン」>「新規追加」をクリックし、「Tidio Chat」を検索します。「今すぐインストール」をクリックし、インストールが完了したら「有効化」をクリック。

STEP
アカウントの接続
Tidio アカウント接続

Tidioプラグインの設定ページに移動します。「APIキーを入力」フィールドに、先ほど取得したAPIキーを入力し、「接続」ボタンをクリック。

STEP
チャットボットの設定
Tidio チャットボット設定

接続後、Tidioダッシュボードからチャットボットの設定を行います。応答や振る舞いをカスタマイズし、テストを行って動作を確認。

細かな設定はありますが、おおむねこれで完了。あとは、個々にカスタマイズしていきましょう。

その他のチャットボットプラグインの紹介

ワードプレスサイトには、「Tidio Chat」以外にも優れたチャットボットプラグインがあります。特に「WP-Chatbot」は、そのシンプルさと高いカスタマイズ性があり、初心者の方はこちらの方が使いやすいかもしれません。「Tidio Chat」がよくわからないな、と思われたら「WP-Chatbot」も試してみてください。

以下に主な特徴と利点を紹介しておきます。

  1. 簡単な設定:
    「WP-Chatbot」は設定が非常に簡単で、数分でウェブサイトに導入できます。初心者でも迷わずに設定可能です。
  2. 高度なカスタマイズ:
    ユーザーのニーズに合わせて応答のスタイルや動作を細かく調整できます。これにより、ブランドに合わせたユニークなチャット体験を提供できます。
  3. 強力な統合性:
    他の多くのプラグインやツールとの統合が可能で、既存のマーケティングツールとシームレスに連携できます。
  4. リアルタイム応答:
    リアルタイムでの応答機能を備えており、訪問者の問い合わせに即座に対応できるため、顧客満足度を向上させます。

当社では「WP-Chatbot」は「Tidio Chat」に次ぐ選択肢として、お勧めしていますが、相性、好みの問題もあるので、お好きな方をご活用ください。

チャットボットイメージ

チャットボット実装の際に起こりがちな問題と解決策

チャットボットをワードプレスサイトに実装する際に、ちょっとしたトラブルが起こる可能性があります。ここでは、ご参考までにそれらの問題と解決策を紹介しておきますね。

  1. プラグインの互換性問題:
    • 問題:
      他のプラグインとの互換性がない場合、チャットボットが正常に動作しないことがあります。
    • 解決策:
      プラグインの更新を確認し、最新版を使用しているかをチェックします。また、問題が解決しない場合は、競合するプラグインを一時的に無効化してテストします。
  2. APIキーの誤入力:
    • 問題:
      APIキーを誤って入力すると、チャットボットがサーバーと通信できずに機能しません。
    • 解決策:
      APIキーを再確認し、正確に入力されていることを確認します。必要に応じて、キーを再発行してみてください。
  3. 応答の遅延:
    • 問題:
      チャットボットが応答するまでの時間が遅い場合があります。
    • 解決策:
      チャットボットの設定を見直し、応答時間を短縮する設定に調整します。サーバーの負荷が原因である場合は、ホスティングプロバイダに相談することも検討してください。
  4. カスタマイズオプションの制限:
    • 問題:
      利用しているプラグインによっては、カスタマイズの自由度が限られることがあります。
    • 解決策:
      チャットボットのカスタマイズ性を高めるため、別のプラグインに変更することも検討してみてください。または、カスタム開発を通じて特定の機能を追加することも一つの方法です。

以上、ご参考になれば幸いです。

まとめ

この記事では、ワードプレスサイトにチャットボットを実装するための手順をご紹介しました。チャットボットを上手に利用することで、自社リソースの有効活用や、顧客サービスの自動化ができるだけでなく、ホームページのエンゲージメントを向上させ、サイト評価を高めることも期待できます。

とはいえ、すべての事業者に必要な機能ではありません。戦略次第です。多くのライバルがチャットボットを導入しはじめたら、自動応答より、電話対応に繋げることで差別化したり、逆張りの戦略を取ることで、成果が出ることも考えられます。

あくまで顧客サービスの選択肢の一環として、メリット、デメリット踏まえたうえでご活用ください。

ご登録いただくと、月1~2回、更新通知を送らせていただきます。

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