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グーグルアドセンスからの収益考察
当サイトはネットビジネスが主体のサイトではありませんが、自らの経験と学びとスキルを独自のコンテンツとして育てたサイトに広告を掲載するのは肯定しています。
Google AdSense(グーグル・アドセンス)とは、Googleが提供する広告配信サービスのこと。運営しているサイトにコードを貼りつければ、サイトの内容に合った広告が自動で配信されるという、すごい仕組みです。
報酬は、広告をクリックするだけで発生します。
PV(※ページビューの略。どれだけページが見られたかということ)によっても多少発生しますが、クリックされるかどうかで、大きく変わる。
ただし、サイトにアドセンス広告を掲載するには、審査を受けねばなりません。その基準は年々厳しくなっているようです。
細かなルールもあるので、Google AdSense(グーグル・アドセンス)登録を目指す方は、こちらの「AdSense プログラム ポリシー」を熟読ください。
もし、アドセンスで月10万円稼ごうと思えば・・・
このGoogleが提供する広告配信サービスで、月10万円稼ごうと思えば、どのくらいサイトに集客しなくてはならないか?
試算してみようと思います。
ポイントは、クリック率と、クリック単価、そしてサイトに訪れてくれたユーザー数。
以上3つです。
クリック率
クリック率とは「広告をクリックした数÷広告を表示した回数」で計算されます。
1%なら、広告が100回表示されたときに1回クリックされるということ。
Googe AdSense(グーグル・アドセンス)の場合、平均は0.4%といわれていますが、中には5%という人もいます。
クリック単価
クリック単価は、名前の通り、1回のクリックあたりいくら報酬が発生するかということ。
平均は20~30円だそうです。
この単価を上げるには、広告をクリックしたユーザーが実際に購買に繋がっていればいるほど、高くなります。
理由は、Googleに広告を掲載する企業にとって、よく売ってくれるサイト程、評価するからです。
Googleは独自のアルゴリズムで、その成果を計ります。
ユーザー数
サイトに訪れてくれるユーザーが多いほど、当然、報酬はあがります。
同じクリック率がたとえ1%でも、ユーザー数が10000人なら、100回クリックされますが、ユーザー数が100なら、1回しかクリックされないということです。
この3つの要素は、レストランに置き換えると、顧客数×単価×リピート率=売上、という公式と同じです。
アドセンスで月10万円稼ぐための目安
ではさっそく、ご紹介します。
下記はグーグルアドセンスからの収益を、クリック率、クリック単価、ユーザー数を元に試算したデータです。
グーグルアドセンスからの収益早見表
クリック率 | クリック単価 | ユーザー数(月間) | 報酬 |
0.4% | 25円 | 1,000,000人 | 100,000円 |
0.5% | 25円 | 800,000人 | 100,000円 |
0.6% | 25円 | 666,667人 | 100,000円 |
0.7% | 25円 | 571,429人 | 100,000円 |
0.8% | 25円 | 500,000人 | 100,000円 |
0.9% | 25円 | 444,444人 | 100,000円 |
1.0% | 25円 | 400,000人 | 100,000円 |
1.1% | 25円 | 363,636人 | 100,000円 |
1.2% | 25円 | 333,333人 | 100,000円 |
1.3% | 25円 | 307,692人 | 100,000円 |
1.4% | 25円 | 285,714人 | 100,000円 |
1.5% | 25円 | 266,667人 | 100,000円 |
1.6% | 25円 | 250,000人 | 100,000円 |
1.7% | 25円 | 235,294人 | 100,000円 |
1.8% | 25円 | 222,222人 | 100,000円 |
1.9% | 25円 | 210,526人 | 100,000円 |
2.0% | 25円 | 200,000人 | 100,000円 |
もしクリック単価が25円で、クリック率が0.4%なら、100万人のユーザーを集めなくてはなりません。
月10万稼ぐのを目的なら、1日あたり3.3万人のユーザーを集めなくてはならないということです。
ということは、3.3万人の需要を掴まないとならない。
当サイトをモデルにそういう視点で考えると「高尾」「グランピング」「レストラン」という検索でそれだけのユーザーが集まるか、というと、まず無理でしょう。
では、年間260万人が訪れる「高尾山」というキーワードなら?
もし登山する人すべてが検索してサイトを訪れてくれたとしても、月間21万人。
100万人のユーザーを集めるには程遠い。
もっと大きなニッチ(すき間市場)を狙う必要
当サイトは、料理、ワイン、経営、マーケティング、戦略、マネジメント等、主に持続性のあるレストラン運営のコンテンツを提供しています。
それらを複合的にかけ合わせて、月間100万人のユーザーを集められるか?
そこが焦点です。
いわゆるアフィリエイトの教科書的な教えでは、隠れた需要のある独自コンテンツの絞り込みが必要とあります。
大きなニッチを狙え、ということです。
想定キーワード別検索ボリューム
すごく便利なサイトがあって、キーワードの検索ボリュームを調べてくれるサイトがあります。
信憑性の程はわかりませんが、以下、調べてみました。
キーワード | Google月間検索ボリューム |
高尾 | 16290件 |
高尾 ランチ | 430件 |
高尾 ディナー | 77件 |
高尾 ホテル | 969件 |
高尾山 ホテル | 430件 |
高尾山 登山 | 8910件 |
グランピング | 121500件 |
以上からわかるのは、高尾関連のキーワード検索は、極めて少ない、ということです。
年間260万人、月間21万人が平均して訪れる山でありながら、検索されてるのは実質3万件程でしょうか。
1日あたり3.3万人集める必要があるのに、これは残念な結果です。
爆発した時は独占状態?
しかし、視点を変えてみると、いまこれだけ少ないということは競合も極めて少ないということで、たとえば「高尾 グランピング」という需要が一気に盛り上がってきたとします。すると、検索市場は、当店の独断場。
まあ、それは現実的にないでしょうが、いま検索数が少ないからと言って、焦らなくても良いと考えています。
状況が変われば、一気に変わるはず。
未来を見据えて、どんな需要を狙うか、しっかり考えていきます。