※この記事にはプロモーションが含まれています
SNS(ソーシャルネットワークサービス)は私たちの暮らしの中に欠かせないものとなりました。日本国内では、Twitter、Instarram、Facebook、LINE、Youtubeも入れると5つ。数千万人以上の利用者がいます。
ここでは、ビジネスで活用するにはどのSNSが良いのか、そのヒントとしてもらうべく、利用者数と利用者層をまとめました。
国内のSNS利用者ランキング
まずは、5大SNSの利用者ランキングを見てみましょう。
国内利用人数 | 男:女 比率 | |
LINE | 8,300万人 | 48:52 |
You Tube | 6,200万人 | 61:39 |
4,500万人 | 66:34 | |
3,300万人 | 41:59 | |
2,600万人 | 52:48 |
LINEが圧倒的1位ですね。Youtubeはその後を追って、どんどんシェア拡大しています。
LINE
リーチボリューム | LINE | ||
全体 | 男性 | 女性 | |
10代(15歳~) | 6,248,500 | 3,123,900 | 3,124,600 |
20代 | 17,171,900 | 9,443,000 | 7,728,900 |
30代 | 10,536,600 | 4,967,400 | 5,569,200 |
40代 | 11,684,300 | 5,504,900 | 6,179,400 |
50代以上 | 14,039,600 | 5,779,500 | 8,260,100 |
全体 | 59,680,900 | 28,818,700 | 30,862,200 |
参考値 公式発表の月間ユーザー数 | 8,300万人 |
LINEというコミュニケーションツールは、老若男女利用している最も浸透したSNSです。国内で8300万人の利用者がいるということは、日本人(赤ちゃんや高齢者含む)の約66%が使っているということです。
LINEは特定の人との関係を深めたり、情報発信したり、連絡を取ったりするのに非常に便利。ビジネスに活かそうとする場合、起業ならLINE@という公式LINEを活用できます。メッセージの一斉送信や、分析、ポイントカード、ABテストなど機能も増えてきました。
ただし、新たな認知を拡げるツールとしては向いていません。友だち登録をしてくれた顧客との関係をより強いものにする、顧客フォローのツールとしてはSNS最強でしょう。
男性比率は、全ユーザーの48%。
Youtube
リーチボリューム | Youtube | ||
全体 | 男性 | 女性 | |
18歳~24歳 | 12,600,600 | 6,963,500 | 5,637,100 |
25歳~34歳 | 15,253,300 | 9,616,200 | 5,637,100 |
35歳~44歳 | 12,932,100 | 7,958,200 | 4,973,900 |
45歳~54歳 | 10,942,600 | 6,963,500 | 3,979,100 |
55歳~64歳 | 5,040,300 | 3,050,700 | 1,989,600 |
65歳以上 | 3,747,000 | 2,221,700 | 1,525,300 |
全体 | 60,515,900 | 36,773,800 | 23,742,100 |
参考値 公式発表の月間ユーザー数 | 6,200万人 |
Youtubeは動画投稿サイトであり、広義においてのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)といえます。SNSは、社会的ネットワークの構築ができれば、そうと呼べます。
Youtubeは自社、または個人にコンテンツを創り出すことができれば魅力的なツールです。人の脳は、静かにとどまっているものより、動くものの方に本能的に反応します。つまりは、動画の方が訴求力が高いということですね。
利用ユーザーは、10代~40代にかけて幅広く利用されており、男性比率は61%。
リーチボリューム | |||
全体 | 男性 | 女性 | |
10代(15歳~) | 5,991,700 | 3,544,000 | 2,447,700 |
20代 | 16,639,500 | 12,116,000 | 4,523,500 |
30代 | 8,122,100 | 5,374,500 | 2,747,600 |
40代 | 4,942,200 | 2,967,700 | 1,974,500 |
50代以上 | 3,869,200 | 2,182,900 | 1,686,300 |
全体 | 39,564,700 | 26,185,100 | 13,379,600 |
参考値 公式発表の月間ユーザー数 | 4,500万人 |
TwitterはSNSツールの中でも、10代~30代の利用者が70%と圧倒的に多い。周囲の20代の知人に聞いても、生活の一部となっています。ニュースなど情報もtwitterから入れている人もいます。
面白いのはリツイートという仕組み。
Facebookでいうと「いいね!」に似てますが、twitterが特徴的なのは、自分が良いと思った他ユーザーのツイートを再投稿=リツイートすることができるのです。ご存知の方も多いと思いますが、フォロワーといって、facebookでいう「友だち」に対して「みなさん、この人がこんなことを言ってますよ?」と、アピールする形です。リツイートとは、Re tweet、文字通り、再ツイートという意味です。
Twitterの特徴は、なんといっても、その拡散力。ワンタップで投稿をシェア出来るリツイートという機能は、爆発的な拡散を期待できます。その商品・サービスが、強い独自性を持っていればいるほど、拡散するスピードは速くなる。
先だって解説したSNSマーケティングのフロー<ULSASS>を回すときに、真っ先に検討したいSNSです。
ただし、コモディティ化(品質・価格で差別化できないマーケットにありふれたもの)した商品・サービスを扱う場合、あまり意味がないでしょう。また、主要なデバイスはスマホになります。拡散したところで、その商品・サービスが購入される導線を用意していなければ、ビジネスとしては失敗です。
男性ユーザーが66%と高いのが特徴。
リーチボリューム | |||
全体 | 男性 | 女性 | |
10代(15歳~) | 2,471,400 | 1,098,400 | 1,373,000 |
20代 | 11,167,400 | 4,668,300 | 6,499,100 |
30代 | 7,597,500 | 2,837,600 | 4,759,900 |
40代 | 4,851,400 | 2,013,800 | 2,837,600 |
50代 | 2,105,400 | 915,400 | 1,190,000 |
60代以上 | 604,100 | 311,200 | 292,900 |
全体 | 28,797,200 | 11,844,700 | 16,952,500 |
参考値 公式発表の月間ユーザー数 | 3,300万人 |
インスタグラムはツイッターに次いで、認知を拡げやすいSNSです。
画像がメインとなるため、ユーザーが興味関心を持つような、独自性の強い画像をどれだけ投稿できるかももちろん大事ですが、ビジネスで活用する場合は利用世代を意識しなければいけません。
主なユーザー層は20代・30代が65%を締め、全ユーザーの59%が女性です。高齢者男性向けの商品・サービスは広まりにくいでしょう。
ですが「インスタ映え」という言葉が浸透したように、インパクトのある料理写真や、思わず写真を撮りたくなるような面白い商品を開発すれば拡散力も強いと思われます。
リーチボリューム | |||
全体 | 男性 | 女性 | |
10代(15歳~) | 287,500 | 140,800 | 146,700 |
20代 | 5,280,400 | 2,640,200 | 2,640,200 |
30代 | 7,773,800 | 3,666,900 | 4,106,900 |
40代 | 6,600,400 | 3,520,200 | 3,080,200 |
50代 | 4,106,900 | 2,346,800 | 1,760,100 |
60代以上 | 2,244,100 | 1,437,400 | 806,700 |
全体 | 26,293,100 | 13,752,300 | 12,540,800 |
参考値 公式発表の月間ユーザー数 | 2,600万人 |
実は世界では最も多くの人が利用しているSNSがフェイスブック。24億人が利用しているそうです。対して、日本国内では5大SNSの中で最下位。それはなぜかと考えれば、日本人はシャイだから、というのが普通に納得できます。
顔を出し、自らの好み、主張を不特定多数に公開することに抵抗のある人は少なくありません。利用者は男性52%、女性48%の割合で、20代~50代まで幅広いものの、他のSNSに比べると年齢層は高めの傾向です。
拡散力よりも、人と人との繋がりを重視したマーケティングに使えそうですね。学歴、仕事、ライフステージなど様々な情報をもとにしたターゲティング精度の高い広告配信も可能です。
自社のビジネスにはどのSNSが最適か?マッチングマトリックス
事業の理念とプロダクト(商品・サービス)の特徴、業種業態、顧客層により、相性の良いSNSはそれぞれでしょう。
いずれにしても、すべてのSNSが顧客とのコミュニケーションツールですから、顧客ターゲット層とプロダクトの独自性を軸に考えると良いのではと考えています。
ざっくりイメージするとこんな感じですね。
プロダクトの独自性が高いのなら、いちばん面白いのはTwitterです。拡散力が半端じゃありません。資本力のある大手企業に、資本力のない中小企業が広告戦略で勝つなら、この手が最も手っ取り早いと思います。