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地方のある食品メーカーでTwitter検証を行いました。
目的は、認知の拡大と、プレファレンス(=相対的なブランド好意度)の向上。
マーケティングの流れでいえば、集客と、見込み客のフォローです。
もちろん最終目的は、売上に繋げる為なのですが目先の利益というよりも、未来の売上の為に、運用を始めました。
2か月のTwitter運用結果
下記が2か月間運用した結果です。
フォロワー数
10人➡358人
※本格運用前にもアカウント登録だけはしていました。
ただ、4年間ほぼ放置。
フォロワーはたった10人でした。
月間インプレッション数
162,845回。
インプレッションとは、投稿を他のユーザーが見た回数です。
月間エンゲージメント数
13,404回。
エンゲージメントとは、ツイートに対して、いいね、リツイート、クリック、動画再生など何らかのアクションをした回数です。
エンゲージメント率
8.2%。
インプレッションに対してのエンゲージメント数をエンゲージメント率といいます。
SNS運用は、このエンゲージメント数が指標になります。
いくらフォロワーが多くても、エンゲージメント率が低ければ、ユーザーの支持はあまり得られていません。
平均的には5%、事業で目標するのは7%と言われています。
8%を超えれば、かなりいい水準でしょう。
テーマは、売らないこと
ツイートでは、商品の販売は一切、行いませんでした。
購買に繋げる導線をあえて敷かない。
理由は、売りが強いとユーザーから敬遠されるのと、プレファレンスが低ければ、炎上のリスクもあると考えたからです。
だからまずは、ユーザーとの関係性構築に力を注ぎました。
具体的なツイート内容
何を投稿していたかといえば、自社にとって日常でもユーザーにとってはそうでないこと。
最低でも1日1回。
多い時は、3回。
それだけ守って、2か月間運用しました。
時々、クライアント様から「そんなにネタはあるでしょうか?」と聞かれますが、意外とあるものですよ。
どんな業種も、どんな業態も、その仕事を突き詰めていれば突き詰めているほど、あると思います。
ないとすれば、深められてないですね。
ちょっとした工夫
より効率よく、フォロワーを増やしながら、インプレッション数を増やすにはコツがあります。
Twitterには、分析機能がついていて、それぞれのツイートのインプレッション数やエンゲージメント数をcsvでダウンロードすることが出来るのです。
それを使い、どの時間帯の投稿がもっともインプレッションを集めたのか。
どんな投稿が、ユーザーの興味を引き、リツイート(ツイートの引用)されやすいのか。
分析できます。
もっともインプレッション数の上がる時間帯にツイートすれば、効率が良くなるわけですね。
今後について
これからは少し、運用の仕方を変えていこうと思っています。
たまに、販売につがる導線もしかけていくつもりです。
ユーザーとの関係が少しずつ出来てきているので、有料広告を出すよりもよほど確度の高い仕掛けが出来るでしょう。
あと3か月すればフォロワー数は1000人を超えますし、それだけインプレッション数もエンゲージメント数も伸びます。
エンゲージメント率は8%を維持できれば、なおよし。
認知を拡げ、ユーザーの相対的なブランド好意度(=プレファレンス)を高めるにはこれ以上ないメディアになりえます。