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ドメインを取得する際、SSL設定について、疑問を持たれる方が多いと思います。
SSLとは何なのか?
どうやって取得するのかなど、簡単にまとめます。
SSLとは
SSL(Secure Sockets Layer)とは、Webサイトとそのサイトを閲覧しているユーザとのやり取り(通信)を暗号化するための仕組みです。
ネットショップの場合、SSL化していないサイトの評価を下げると2021年4月にGoogleは警告しました。
今後、制作するサイトにおいては必須になってくるでしょう。
SSL化されていないサイトは危険?
実は、インターネットは悪意のある第三者が通信の中身を盗み見て悪用することが可能です。
ご存じでしたか?
もう一度いいますと、閲覧しているホームページのアドレスや、掲示板に書き込んだ内容、ショッピングサイトで入力したクレジットカード番号やパスワードなどは、盗み見ることが可能なんです。
そこで、誕生した仕組みがSSL。
データを暗号化することで、解読を困難にしたのです。
SSL化していないサイトは、たとえば、無料Wi-Fiを利用する際、ちょっとした知識があれば管理者が内容を盗み見ることが可能です。
GoogleがSSL化を推奨するのは当然ですね。
SSL化するメリット
SSL化するのはサイトの安全性の為でありますが、一番は訪れてくれたユーザーに安心して閲覧してもらうためと考えることが重要かと思います。
また、SEO(検索エンジン対策)としても有効で、Googleが推奨していることからもわかるように、SEO評価が上がるわけです。
まとめるとこういうことですね。
- ユーザーが安心して利用できる。
- セキュリティが高くなる(サイトの安全性・信頼性が保たれる)。
- SEO的にも有利になる。
SSL化する方法
SSL化するには、サーバー証明書を取得しなければいけません。
SSLサーバー証明書とは
SSL(Secure Sockets Layer)サーバー証明書とは、Webサイトのドメインの実在を証明し、インターネットの暗号化通信を行う電子証明書です。
SSLサーバー証明書は、ドメインの実在を証明する手続きの厳格さによって3つの種類に分けられます。
- ドメイン認証・・・Webサイトのドメインの実在を証明する
- OV(組織)認証・・・企業や組織の実在性を証明する
- EV認証・・・実在性の証明を最も厳格に行う
また、SSLサーバー証明書には、それぞれブラウザとサーバー間などの通信内容を暗号化するための鍵が含まれています。
SSLサーバー証明書の発行
常時SSL化には、全ページにSSLサーバー証明書を発行する必要があります。
サーバーごとに発行の仕方は異なりますが、必要な手順は以下の通りです。
1.使用しているレンタルサーバーで、無料の「SSL証明書」を発行する
SSL証明書は、ほとんどのレンタルサーバ業者が、無料で提供しています。
ここでは、代表的なレンタルサーバー2社を紹介します。
2.ホームページのURLを「https」に変更
ワードプレスで構築している場合は、管理画面>設定>一般設定より、サイトURLを下記のように変更します。
なお、SSL化したドメインにワードプレスをインストールしている場合は、この作業は必要ありません。
3.「https://~」でサイトが表示されるか確認
SSL証明書を発行したら5分くらいで、「https」のURLでホームページが見れるようになります。
「https://~」でホームページが表示されることを確認してください。
基本的には、上記までの手順で、SSL化は完了です。
ただ、運用しているホームページによっては、ホームページで使用している画像や内部リンクを「http」で指定している場合もあるかもしれません。
そのような場合は、「https」に変更するようにします。