【小規模事業必見!】公式LINEを活用した顧客育成方法

【小規模事業必見!】公式LINEを活用した顧客育成方法

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公式LINEを導入している事業は多いでしょう。

もし、導入していないようでしたら、検討することをお勧めします。

なぜかというと、LINEユーザーはなんと9,000万人

日本の人口1億2000万人のうち、75%です。

15才~65才は7450万人くらいですから、経済を動かすほとんど全員がLINEを使っていると捉えて良いかもしれません。

もちろん、LINEを使う目的の多くは、家族や友人との気軽なコミュニケーション

ビジネスで活用するなら、その特徴を活かすべき。

そして、そのために有効な新しい機能を、公式LINEは2021年2月24日に追加しました。

ステップ配信機能です。

目次

【小規模事業必見!】公式LINEを活用した顧客育成方法

結論からいうと、顧客育成に、公式LINEのステップ配信機能はかなり使えます

※ビジネスで使う公式LINEと、個人間のコミュニケーションで使うLINEとは用途が違うのでご注意ください。公式LINEについては、こちらをどうぞ。

公式LINEのステップ配信機能とは?

ステップ配信は、メルマガの機能としてよく知られます。

LINEの場合、<友だち追加>や<配信したLINEメッセージの反応した場合>など、ユーザーがとった特定の行動をきっかけに、あらかじめ用意したメッセージを、決められたタイミングで順番に配信する機能のことをいいます。

<友だち追加>したら「◯日後にメッセージを配信する」という設定を行うことが出来るので、ユーザーのモチベーションが高いときに配信できたり、自社ブランドのことを思い出してもらったり、工夫次第でさまざまな施策が可能です。

事例

こちらは、LINEが公式に公開したステップ配信のイメージです。

たとえば、飲食店では…
  1. 友だち追加時に、即時使える「友だち追加特典クーポン」を配信
  2. 1週間後に、「2回目の来店割引クーポン(期間限定)」を配信
  3. 1カ月後に、「割引クーポン」を配信
健康食品のオンライン通販では…
  1. 購入直後に友だち追加を促し、購入のお礼と使い方のコラムを配信
  2. 1週間後に、お客様の口コミを紹介
  3. 2週間後に、商品コラムを配信
  4. 3週間後に、継続特典クーポンと商品購入リンクを送信

上記のオンライン健康食品の販売なら、商品の使い切りそうなタイミングで継続特典クーポンを送付することで、継続購入を促すことができるでしょう。

ステップ配信、3つのメリット

公式LINEのステップ配信機能のメリットは大きく分けて3つ。

ステップ配信3つのメリット

  1. ユーザーのモチベーションが高いタイミングで訴求できる
  2. 顧客セグメントごとのシナリオが作れる
  3. 一度、ステップ配信を登録しておけば、自動で顧客育成してくれる

ユーザーのモチベーションが高いタイミングで訴求できる

<友だち追加>したということは、少なからず、ユーザーがサービスやブランドに興味を持ったということでしょう。

オンラインショップであれば、まだ利用したことはないけど、認知した状態。

つまり、きわめて有望な見込み客ということです。

LNEは気に入らなければブロックすれば良いので、比較的、気軽に登録してくれるSNS。

顧客を囲い込みたい事業者にとって、千載一遇のチャンスです。

具体例がないとわかりづらいと思うので、ある水産加工食品のオンラインショップとしましょう。

こんなステップ配信をしたらいかがでしょうか?

水産加工オンラインショップで<友だち追加>してくれた場合のステップ配信事例

  1. <友達だち追加>のお礼メッセージ
  2. 3日後に、テレビで取り上げられた実績や、SDGsへの取り組みについて配信
  3. 7日後に、「なぜ、〇〇は製造に4日かかるのか?」など興味を引くキャッチで、魚の仕入れシーンや、製造工程の動画を配信
  4. 10日後に、お客さまの声を記載したページへのリンクを配信
  5. 14日後に、3日間限定、半額クーポンを配布

もともと、そのショップの商品に興味のあった顧客。

とはいえ認知されたばかりで、あまり商品やショップのことを知らないので、はじめは売り込まず、興味を引く案内だけをします。

そして十分に気を引いてから、突然、そのチャンスを逃したら公開するほどのオファーをつけて、一気にクロージングする。

顧客化する確率が高まると思いませんか?

さらに、すでに友だち登録してくれた顧客へも活用できまるんです。

水産加工食品オンラインショップで<LINE配信に反応したユーザー>に対してのステップ配信事例

友だち登録してくれたユーザーには、メルマガのように一切配信することが可能です。

水産加工食品のショップで、配信したメッセージに付記したリンクをユーザーがクリックしたとしましょう。

その配信に反応したユーザーに対してのステップ配信が可能なのです。

たとえば、商品開発中のシメサバに反応したユーザーに対して、こんなステップ配信をしたら、いかがでしょう?

  1. 3日後、こんなサバから作ってます!とピチピチ跳ねるサバを動画で配信
  2. 5日後、「シメサバを切るとスタッフはにやにやしていました。ところが、一口たべたとき…」など興味を引くキャッチで、試行錯誤しながら試作しているブログページへとリンク
  3. 7日後、1年越しのシメサバ、ついに完成!LINE読者限定、特別感謝価格でご提供!としてショップページでの購入を促す

まず間違いなく、多くのユーザーが買ってくれます。

顧客セグメントごとのシナリオが作れる

公式LINEのステップ配信機能が優れているのは、条件分岐も簡単に設定可能であることです。

条件分岐とは、顧客の属性、オーディエンスにより、配信内容を設定できるということ。

属性の種類

  • ユーザーの性別
  • 年齢
  • 使用しているOS(Android OS、iOSに加え、各OSのバージョン別の指定)
  • 居住エリア

オーディエンスの種類

  • クリックリターゲティング(過去に配信したメッセージに含まれるリンクをクリックしたユーザー)
  • インプレッションリターゲティング(過去に配信したメッセージを開封したユーザー)
  • 追加経路オーディエンス(特定の経路で友だち追加したユーザーを対象)

メールと異なり、LINEなら、クーポンや画像コンテンツなどの配信が可能なので、視覚的にも魅力的な情報を配信して、サービスへの興味や関心を高められます。

一度、ステップ配信を登録しておけば、自動で顧客育成してくれる

公式LINEのステップ配信機能なら、一度、設定すればあとは放置してオーケー

これまで解説したことを自動でやってくれるので、勝手に顧客を育成してくれるわけです。

考えてみれば、こうしたステップ機能がない時代は、営業マンが顧客管理をして、一人一人に行っていたことです。

それが、ち密なシナリオを組めば、勝手に顧客を育ててくれる。

小規模事業ほど、WEBマーケティング専属で人員を割くことはできないでしょうし、兼任、あるいはほとんど手つかずであると思います。

そしてこの手法は、デジタル業界では当たり前ですが、飲食店やサロン、フィットネスジム、小売店、さらには建築、サービス業など、あらゆる業界で活用している事例は決して、多くありません。

ライバルに先駆けて、いち早く取り入れることをおすすめします。

もし、勝てるシナリオ作りを手伝ってほしい方がおられたら、ご相談ください。

公式LINEのステップ配信における注意点

ただし、注意点もあります。

  • 配信されたメッセージは課金対象
  • 友だちがブロックした場合は、配信は停止
  • 同じ友だちがブロックを解除した場合は、新規の友だち追加とみなされ、ステップ配信が初めから行われる

特に、ステップ配信で配信されたメッセージは課金対象のメッセージとしてカウントされるのでご注意ください。

※無料で送れるメッセージは、プランによって違います。

公式LINEページより

また、メッセージの上限追加料金についてはこちらをご確認ください。

そして、もっとも注意すべきは…

シナリオ次第では、顧客を失うので慎重に!

ステップ配信でもっとも注意しなくてはならないのは、ユーザーの気持ち・感情を無視したシナリオです。

リサーチで、いろいろなLINE登録をしてみるのですが、情報量が多すぎるんですよね。

配信の間隔も短くせっかちで、急かせる内容も多かったりして、ウザくなります。

これでは、せっかく興味を持ってもらっているのに逆効果

「二度と登録するか」といら立ちを込めて、ブロックします。

人は感情で決めて、理性で後付けで納得させます。まずは、ユーザーの気持ち・感情に寄り添うことが大事ですよね。

ご登録いただくと、月1~2回、更新通知を送らせていただきます。

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