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自社ホームページへの集客を加速させるなら、リスティング広告が欠かせません。まずはGoogle広告からスタートさせることをおすすめしますが、業態やサービスによっては、ヤフー広告の方が成果が上がるケースもあります。
ここでは、ヤフー広告に向いている業態やサービスから、yahoo広告のはじめ方と、広告運用代行を任せるためのアカウント共有についても軽く解説しました。
なお、リスティング広告についての解説は詳しくしておりません。下記をご参考ください。
ヤフー広告に向いている業態やサービス、グーグル広告との違いについて
まずは、マーケター目線で、ヤフー広告に向いている業態やサービスと、グーグル広告との使い分けについて簡単に解説します。
ヤフーとグーグルのユーザー層を比較
リスティング広告はネットユーザーが閲覧するホームページや検索したとき、WEBメディアなどで表示されます。そのため閲覧ページがどのブラウザで閲覧しているかが鍵となります。
そこで、ヤフーとグーグルのユーザー層をざっくり調べてみました。
スマホ・PC比率
比較 | Yahoo! | |
---|---|---|
ユーザー数(スマホ) | 6,180万(全体の74.8%) | 6,770万(全体の81.3%) |
ユーザー数(PC) | 2,080万(全体の25.2%) | 1,560万(全体の18.7%) |
ユーザー数合計 | 8,260万 | 8,330万 |
利用者層
視聴行動分析サービスを提供する「ニールセン デジタル株式会社」が実施したスマホの利用状況に関する調査では、下記のような結果が出ています。
18-34歳 | 35-49歳 | 50歳以上 | |
---|---|---|---|
1位 | LINE(16%) | LINE(15%) | LINE(15%) |
2位 | Google(11%) | Google(12%) | Yahoo! JAPAN(14%) |
3位 | Twitter(10%) | Yahoo! JAPAN(12%) | Google(14%) |
4位 | YouTube(8%) | YouTube(4%) | YouTube(3%) |
5位 | Yahoo! JAPAN(5%) | Twitter(3%) | NIANTIC(ポケモンGO)(3%) |
上記2つのデータから、傾向として下記のことがわかるでしょう。
Yahoo!はGoogleに比べ、PCでの閲覧比率が高く、50代以上の利用者が多い
ということは「50代以上」をターゲット顧客にしている業態やサービスは、ヤフー広告に向いているといえるかもしれません。
ヤフー広告とグーグル広告のクリック単価の違い
もう一点、特筆すべきは、ヤフー広告とグーグル広告のクリック単価、およびクリック率の違いです。
Yahoo!は、グーグルの検索機能を使っているので、検索結果には違いがありません。しかし、データの学習精度に違いがあり、Googleの方がより緻密で、狙い通りの広告を配信することが可能です。ヤフーは、グーグルに比べると精度が低いので、設定したキーワードに対してより広範囲に広告が配信されることになります。
デメリットとしては意図しないキーワードでも広告配信されてしまうので、クリック率が低くなること。ですが、メリットとしては、多くの関連キーワードで配信されるため、表示回数が多く、クリック単価が低くなるのです。
「じゃあ、グーグル広告でよくない??」「Googleの方が広告の精度が高いんでしょ??」
と思われるかもしれません。
確かにそうなのですが、ヤフー広告は表示回数が多くなるので、キーワード選定さえミスらなければ、グーグル広告よりも自社サイトへの流入を低コストで増やすことができてしまいます。訪問ユーザーを増やすことは、SEOにも多少効果がありますし、何より、WEBマーケターにとってはサイト改善の良い機会。グーグルアナリティクスGA4やヒートマップ(有料)などの分析ツールを入れれば、訪問ユーザーの滞在時間やクリックする場所、離脱率、よく見ている場所までわかります。
また、リスティング広告はクリック課金なので、クリックされなければ広告費は発生しませんし、意図しないユーザーへの配信を極力防ぐためにセグメントを絞って広告配信できますから、要は使い方次第。
そう考えると、下記のような業態・サービスであればYahoo!広告を積極的に試す価値が十分にあるでしょう。
- 検索数の多いキーワードで、より認知を広げていきたい業態・サービス。
- 需要が動くときのメディアミックス戦略(様々な媒体に出向することでユーザーの接触回数を増やす)。
- ホームページやLPの導線を改善するためアクセスを集め、分析したい業態・サービス。
- 新規事業や新規サービスのテストマーケティングに。
WEBマーケティングはいかに費用効果的に顧客を集めてくるかが最初の難関です。数ある手法の中から最適な選択をするにはテストが欠かせません。
上記を念頭に、利益を最大化させてくれる集客を考えていくことを当社では行っています。
ヤフー広告のはじめ方と初期設定
では、ここからは具体的に、ヤフー広告のはじめ方を紹介していきますね。
Yahoo! JAPAN ビジネスアカウントを取得
まずは、Yahoo! JAPAN のビジネスアカウントの取得が必要です。「Yahoo! JAPAN ビジネスアカウント」から必要事項を入力して登録してください。
入力を進めていくと、SMS認証もしくは音声ガイダンスによる認証とパスワードの設定を行い、確認できると、ビジネスアカウントを取得できます。パスワードは、ログインの際に求められるので、必ずメモしておきましょう。
広告管理ツールにログインして、支払い設定する
登録出来たら、広告管理ツールにIDとパスワードを入力して、ログインしてください。広告費の支払い方法を設定します。
管理画面右上の「ツール」→「明細と資金管理」→「入金管理」を選択します。
クレジットカードで支払う場合は、クレジットカードを使用するYahoo!ビジネスマネージャーから登録し「自動入金」か「手動入金」を選び、必要な情報を入力します。
銀行振り込みの場合は、指定の口座に振り込みます。
キャンペーンの作成
あとは、広告を配信するキャンペーンを作成していきます。実際の配信までにはYahoo!側の審査があるので、3日ほど余裕をもって、作成していきましょう。
ヤフー広告のアカウント共有について
当社では、WEB制作サービスをご利用いただいたクライアント様に限り、広告運用代行サービスもしております。
広告運用は、ある程度の経験(自腹で何度も痛みを超えてきた経験)があるほど、費用効果的に集客できるものです。これからご自身で始める場合は、手痛い失敗をすることがあるので、よくよく学んでからスタートしてください。
ここでは、広告運用代行を任せる際に必要となる「アカウント共有のやり方」について解説します。
Yahoo!広告管理ツールから「権限管理」でアカウントを招待する
まずは、広告管理ツールで「権限管理」の設定を行います。
Yahoo!広告管理画面右上の「ツール」から「権限管理(アカウント)」を選択してください。
続いて、画面左上の「+アカウントに招待」ボタンを押します。
すると、アカウントに招待する画面に切り替わります。広告運用代行先の「Yahoo! JAPAN ビジネスID」を貼り付け、権限を選択して「招待メールを送信」すれば完了です。