クラウドファンディングがマーケティングに活用できる4つの理由

クラウドファンディングがマーケティングに活用できる4つの理由

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資金調達の方法として人気のクラウドファンディングが、実はマーケティングに活用できることをご存じでしょうか?

クラウドファンディングを利用すれば、見込み客リストを0円で集めたりテストマーケティングを実行できたりなど、様々なメリットがありますよ。

今回は、クラウドファンディングがマーケティングに活用できる4つの理由と、おすすめのクラウドファンディングサイトを解説します。他の資金調達手段より取り組むハードルが低く、拡散する可能性もあるクラウドファンディングを利用して、マーケティングを成功させましょう。

目次

クラウドファンディングとは

クラウドファンディングとは、インターネット上で様々な人から資金を調達する手法です。

群衆(クラウド)」と「資金調達(ファンディング)」を組み合わせた造語であり、インターネットを通じて活動をアプローチし、共感した人が出資をして支援します。

今まで資金を調達する場合、自ら出資者を見つけたり、金融機関の融資を頼ったりが主要な方法でした。しかし、クラウドファンディングサイトが登場したことで、手軽に自社に賛同する様々な人から資金を調達できます。

クラウドファンディングの種類

クラウドファンディングは、出資方法などによって6つの種類に分けられます。

非投資型購入型支援者はプロジェクトにお金で支援し、リターンとして商品やサービスを獲得する
寄付型支援者はプロジェクトにお金で支援し、リターンは基本的に発生しない
ふるさと納税型支援者は自治体のプロジェクトにお金で支援し、寄付金の控除を受ける
投資型株式投資型株式会社が個人投資家へ非公開株を提供し、資金を募る
融資型クラウドファンディングサービスを提供する事業者が、個人投資家から資金を集め、企業に融資する
ファンド型企業が、個人投資家へ出資額などに応じて金銭的なリターンや商品・サービスを提供し、資金を募る

各クラウドファンディングの特徴を押さえて、自社にぴったりのものを選びましょう。

クラウドファンディングがマーケティングに活用できる4つの理由

クラウドファンディングがマーケティングに活用できるのは、以下4つの理由からです。

  1. 資金調達のハードルが低い
  2. 見込み客リストを0円で集めることが可能
  3. テストマーケティングができる
  4. 成功したプロジェクトから学べる

それぞれの理由について解説していきます。

資金調達のハードルが低い

クラウドファンディングは、従来の方法では難しかった資金調達も可能です。

誰でも手軽に挑戦できるうえ、プロジェクトの内容によっては思っている以上の多額な資金を獲得できるでしょう。

さらに、プロジェクト自体に面白さや話題性があれば、SNSなどで拡散する可能性もあります。

広告費を抑えながらファンを増やすことも期待できますね。

見込み客リストを0円で集めることが可能

クラウドファンディングを使えば、自社のサービスや商品に興味を持っている見込み客リストを0円で集められます。

通常、見込み客リストは、メルマガ登録や資料請求などで顧客の情報を集めて作成するものです。

しかし、これらの情報を集めるには、オウンドメディアのアクセス数を増やしたり、広告を出稿したりなど、お金や手間がかかってしまいます。

一方、クラウドファンディングは、資金調達の過程で支援者の年齢といった顧客属性のデータも取得可能です。

テストマーケティングができる

クラウドファンディングを利用することで、商品・サービスを販売する前に、限られた場所で特定の期間、試験的に販売する「テストマーケティング」ができます。

テストマーケティングを行なえば、新商品やサービスが市場に受け入れられるか判断可能なうえ、課題がわかるからこそリスクを避けられるでしょう。

完全成果報酬なので、資金がない人でも実行でき、事業経験が浅い人でも挑戦しやすいです。

個人・法人限らず取り組みやすいことから、事業をさらに拡大したいと考える方は試してみましょう。

成功したプロジェクトから学べる

クラウドファンディングサイトでは、成功したプロジェクトを公開しているため、参考にすることで「商品やサービスがどうすれば売れるのか」を学ぶことができます。

特に、目標金額の1000%以上を出しているプロジェクトは、マーケティング面でも優れている可能性が高いでしょう。

ビジネスモデルの研究や、トレンドを知る意味でも有効なので、クラウドファンディングを利用して他社の良いところをチェックしてみてください。

【非投資型】クラウドファンディングサイト3選

こちらでは、以下の非投資型クラウドファンディングサイト3選を紹介します。

  1. Makuake(マクアケ)
  2. CAMPFIRE(キャンプファイヤー)
  3. READYFOR(レディーフォー)

それぞれの特徴について解説していきましょう

Makuake(マクアケ)

クラウドファンディング「マクアケ」

Makuake(マクアケ)は、「アタラシイものや体験を応援購入しよう。世の中をもっと良くするチャレンジが毎日続々と登場。」をキャッチコピーとするクラウドファンディングサイトです。

利用者数は1,200万人以上(法人が多い)、月間平均メディア掲載数は10,000件であり、全てのプロジェクトに担当キュレーターがつき親身に対応してくれます。

強みとしては、プラットフォーム力・PR力・コンサル力が強いことから、新商品や目新しい商品に強い事でしょう。

一方、他のクラウドファンディングサイトと比べると、手数料が高いという弱みもあります。

入金スケジュールプロジェクトが終了した月の月末締め、翌々月の第3営業日
手数料20%
掲載できるジャンルプロダクトファッションフードレストラン・バーテクノロジーコスメ・ビューティーアート・写真映画・映像アニメ・マンガ音楽ゲーム演劇・パフォーマンスお笑い・エンタメ出版・ジャーナリズム教育スポーツスタートアップ地域活性化社会貢献世界一周

CAMPFIRE(キャンプファイヤー)

クラウドファンディング「キャンプファイヤー」

CAMPFIRE(キャンプファイヤー)は、累計流通額700億円を突破した国内最大級のクラウドファンディングサイトです。

「応援とお金を集めよう」をキャッチコピーに、ジャンルや規模を問わず誰でも挑戦できる工夫がされています。

文章や画像を入れるだけで簡単にプロジェクトを作成でき、最短即日で掲載できるところも魅力的でしょう。

一方、20~40代のユーザーが多いため、自社商品のターゲットと異なる場合は他のクラウドファンディングサービスを検討してみてください。

入金スケジュールプロジェクトが終了した月の月末締め、翌月末日に振込
手数料17%
掲載できるジャンルテクノロジー・ガジェットプロダクトフード・飲食店アニメ・漫画ファッションゲーム・サービス開発ビジネス・起業アート・写真ソーシャルグッドまちづくり・地域活性化音楽チャレンジスポーツ映像・映画書籍・雑誌出版ビューティー・ヘルスケア舞台・パフォーマンス

READYFOR(レディーフォー)

クラウドファンディング「READYFOR」

READYFOR(レディーフォー)は、支援者数が90万人を超えた、誰かのために立ち上がる人を応援するクラウドファンディングサイトです。

以下のように3種類のプランが用意されており、希望に沿った資金調達ができるのは嬉しいですね。

  1. シンプルプラン:クラウドファンディングに必要なサービスが使えるプラン
  2. フルサポートプラン:専任担当者がプロジェクト終了までサポートするプラン
  3. フルサポートプラスプラン:フルサポートプラスプランに加えて、よりオーダーメイドのサポートサービスを提供してくれるプラン

弱みとしては、様々なプロジェクトが掲載されているからこそ、自社に目を向けてもらうようにPRを意識しなければいけないことでしょう。

入金スケジュール支援募集終了日から翌々月10日に振込
手数料12%~ ※プランによって異なる
掲載できるジャンル動物アート寄付金控除型子ども・教育新型コロナウイルスフード国際協力音楽スポーツ起業・スタートアップ継続寄付まちづくり医療・福祉

【投資型】クラウドファンディングサイト2選

投資型クラウドファンディングサイトへの起案を考えている方は、以下2つのサイトがおすすめです。

  1. FUNDINNO(ファンディーノ)
  2. イークラウド

それぞれの特徴についてお話していきましょう。

FUNDINNO(ファンディーノ)

クラウドファンディング「FUNDINNO」

FUNDINNO(ファンディーノ)は、日本初の株式投資型クラウドファンディングサービスです。

専門担当者が事前ヒアリングを実施し、事業計画から募集ページの作成、さらに株主の管理までサポートしてくれます。

公認会計士や税理士など、専門家集団もプロジェクト成功に向けて尽力してくれるのも強みでしょう。

弱みとしては、他のクラウドファンディングサイトと比べて手数料が高い点です。

しかし、募集開始後、最速目標達成時間1分54秒という実績もあるため、挑戦することで期待以上の成果を得られるかもしれません。

入金スケジュールプロジェクトが終了した後、3週間ほどで振込
手数料株式の発行総額の20%、2度目以降は総額の15%   また、審査料10万円、システム利用料として毎月5万円、決算期に5万円が必 
掲載できるジャンルファッション農業ヘルステックシェアリングエコノミー介護ロボットマーケティング海洋ビジネスヘルスケア社会貢献バイオエネルギー金融商品開発獣害対策建設不動産エネルギー機械・電気製品食品農業畜産・水産業医療・バイオ小売外食・中食金融運輸サービス放送・出版広告・イベントコンテンツ制作・配信インターネットメディアシステム開発ソフトウェアサービス教育・学習支援旅行・宿泊相続・終活・葬儀美容・エステ人材関連サービス廃棄物・環境関連

イークラウド

クラウドファンディング「イークラウド」

イークラウドは、ベンチャー企業への投資経験が豊富なメンバーが在籍しているクラウドファンディングサイトです。

高いスキルを持つメンバーが伴走してサポートしてくれるので、株式投資型クラウドファンディングが初めての方も安心でしょう。

また、大和証券グループと連携しているうえ、ベンチャーキャピタルやバックオフィス業務支援など、様々なサービスを提供するグループ会社があるため、 スムーズな資金調達ができます。

2020年7月に案件の公開がスタートと、まだサービス開始から月日は経っていませんが、着実に資金調達総額を伸ばし続けているサイトです。

入金スケジュール1~2ヶ月で振込
手数料株式の発行総額のうち、5,000万円以下に対して20%、5,000万円超に対して15%
掲載できるジャンルエレクトロニクスコマース飲食地方創生SaaSバイオゲーム創薬医療・ヘルスケアライフスタイルロボティクス航空・宇宙   など

まとめ

今回は、クラウドファンディングがマーケティングに活用できる4つの理由と、おすすめのクラウドファンディングサイトを解説しました。

クラウドファンディングなら、資金調達のハードルが低いうえ、見込み客リストを0円で集めたりテストマーケティングすることができます。

自社のさらなる業績拡大のために、クラウドファンディングの利用を検討してみてください。

ご登録いただくと、月1~2回、更新通知を送らせていただきます。

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