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子どもからでも部下からでもいいです。
「仕事ってなに?」
と聞かれたら何て答えますか?
私はこれまで、その答えが定まってませんでした。
ですが最近。
コピーライティングを学んでいた時、ふと「ああ、こういうことかな」と初めて感じることができた。
きっかけは、必死でお客さんの立場になって、視点をうつしていたとき。
自分の「才能」を他の人の「問題解決」のために使う
考えてみれば、自分本位の商売は、人の支援や共感を得にくいですよね。
たとえば、料理に自信のあるシェフがいたとしましょう。
彼は自分が出したい料理を出すことで、人気を集めてきた。
でも、相手が年配の方か、若い方か、子供か、どんな食生活をしているか等で好みは変わるはずです。
自分が旨い!と思った料理を、年配の方に出したところで、糖尿病の気があるその方にとっては、塩っ辛いかもしれません。
相手の痛みを理解するのが先決
当たり前ですが、お客さんに食べてもらわないと商売は成り立たないわけです。
だからまずは、その人がどんな人か、知らなくてはいけない。
なぜ、レストランを訪れてくれたのか?
何を期待するか?
直接聞かないまでも、観察し、感じなければわからない。
顧客の前で、自分の評価やいいたいことなど、関係ないんです。
自分本位でなく、相手の立場になって考える。
これが出来ないと、いい仕事ができない。
お客さんの「痛み」が分かると、やるべきことが見える
では、その仕事は、なぜ生まれるのでしょう?
それは、お金を払ってでも解決したい「痛み」があるからです。
レストランに行くのは、欲求から考えることもできるのですが、痛みから考えると、自分で料理をしたくなかったり、自分では作ることのできない料理を食べれないという痛み、というのもあります。
洗練された料理を作ろうと思えば、何年も修行しなくてはいけませんが、お金を払えば、それをしなくても食べれるわけです。
そう考えていくと、仕事とは相手の問題を解決する為に、自分の能力や才能を活かす事なんだなと分かってきます。
だから、技術を磨き、知識を身につけ、お客さんに還元することで、利益を得れる。
儲けるには?
じゃあ、仕事をするその先に、もっと稼いで豊かになるには?
選択肢は2つしかない。
・自分の「才能」を使って「問題解決」する総量を増やしていく
・より収益性の高い痛みにフォーカスし、「問題解決」の焦点を絞る
要するに、量をこなすか、質を上げるか。
その痛みの総量が大きければ大きい程、解決するには困難を伴いますが、収益を上げることは可能です。
これが、世の中の仕組みのひとつなのだと思いました。