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エビデンスという意味は「証拠」「根拠」で、元は医学用語であったそうです。
その治療法が病気に対して効果があることを示すデータや検証をもって、証拠や根拠があることをエビデンスがあるといいます。
説得力のあるホームページを作る場合、エビデンスはかかせません。
ただ、ホームページの場合は、科学的根拠ということもそうですがより広義に「その商品・サービスを利用するための理由」と捉えた方が良いと考えています。
お客様の声はエビデンス?
たとえば、お客様の声。
魚屋さんが「このホタテ美味しいよ!」といって勧めるより、「漁師がこっそり持って帰るホタテなんです」といったり、「10人中10人が甘いと叫んだホタテ」など、客観的視点を入れた方が本当に美味しいんだろうなと思いますよね。
SNSで知っている人や信頼している人が商品・サービスを紹介するのも同じ効果があります。
知らない人が宣伝広告するより、信頼している人の意見の方がユーザーにとっては強力に響きます。
それもエビデンスと捉えた方が、整理できます。
エビデンスを強めるホームページの構成とは?
そもそも、ホームページ上でエビデンスが必要になるのは、顧客(ユーザー)のニーズや欲求、問題課題を解決する提案をし、成約に繋げる為のものです。
顧客の心理に従って配置しないと、嫌味になる場合があるので注意が必要でしょう。
いきなり、あなたが困っている○○は、××が原因で、それは△△大学教授の研究により・・・・といわれても、まだ心の準備ができていません。
人の脳は、そうした時、論理的に考えるよりもまず、反射的にブロックしてしまいます。
気持ちが受け入れる体制になってい時の情報は、生物としての危険信号が点滅するからです。
顧客の心理に沿って考えろ
顧客の心理に沿って考えていくのに、良いフレームワークがあります。
PASONAの法則です。日本を代表するマーケター神田昌典氏が、ダイレクトメールを作る際のフレームワークとして提唱したものです。
Problem(問題)
Affinity(親近感)
Solution(解決策)
Offer(提案)
Narrow Down(絞り込み)
Action(行動)
シンプルな話。
この順番に沿って書けば、最大効率の成約率となります。
PASONAは顧客心理の流れを説明したもの
顧客の心理に沿って考えるには、この順番で考えれば良いと思っています。
エビデンスが必要になるのは、もちろんSolution(解決策)。
キャッチとして、解決策を前に持ってくるのはアリですが、それは誰もがイメージしやすい商品・サービスであったり、価格的に圧倒的に優位であるとか、そういう場合だけでしょう。
高額な商品であればあるほど、必要になるのはAffinity(親近感)。
私は親近感というより、「共感」と考えていますがいずれにせよ、この手順を飛ばして、エビデンスも何もありません。
戦略的ホームページ制作では、上記を基本として、各コンテンツとのバランスや整合性、導線を考えながら構成していきます。