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成功者、という定義は人によって違うはずです。僕は経済的に豊かなだけで「成功している」とは思えません。金持ちでも周囲から嫌わている人や煙たがられている人をたくさん知ってます。一方で、経済的にずば抜けていなくても、周囲に尊敬されて、家族仲も良く、健康的でハツラツとしている方もいます。
僕の定義はこうです。成功者とは「お金」だけでなく「人間関係」「健康」「スキル・ナレッジ」資産の4つを生きる目的のために最大化させている人のことである。
そんな人たちに共通することは何だろう?と思っていたとき、ふと、気がつきました。100%全員が、あることを必ず、一日の終わりにやっていたんです。
それは何かというと「一日の振り返り作業」。
日記のように記録したり、ノートに書きなぐったり、マインドマップに吐き出したり。使うツールは様々ですが、尊敬する成功者は全員が、自分なりの手法で、一日の振り返りをしていました。そして、ある経営者からやり方を教えてもらって、自分でもマネするうちに「なぜ、成功するのか」なんとなくわかってきたんです。
もちろん僕自身は先輩諸氏方の足元にも及びませんし、全然、成功しているとはいえません。ですが、そうして「振り返り作業」を習慣化したことで、いつの間にか「お金」も「人間関係」も「健康」も「スキル・ナレッジ」も、みるみる好転していきました。5年前とは比べものにならないほど、時間もお金も、メンタルも余裕ができました。
この記事では、成功者から直に教えていただいた方法や自身の実体験を含めて、なぜ振り返り習慣をすると人生が好転するのか解説したいと思います。もしあなたが、何をやってもうまくいかない、と感じておられるなら1週間で良いので、実践してみてください。
誰にでもできる本当にシンプルなことなのに、9割の人はめんどくさがってやりません。ということは、習慣化するだけで9割の人に勝てる可能性があるということです。
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なぜ、成功者は一日の振り返り作業をするのか?
繰り返しになりますが、ここでいう成功者は、「お金」「人間関係」「健康」「スキル・ナレッジ」資産の4つを生きる目的のために最大化させている人のこと。
彼らは、100%例外なく、一日の振り返り作業をしています。毎日、何かしらの方法で、アウトプットしているんです。時間帯は決まって、夜。眠りに入る数時間~直前。平均して、10~20分。
そう聞いて「めんどうくさそう……」と思ったかもしれません。僕も、そう思いました。
では、なぜ、その面倒なことを毎日続けているのか。ある経営者はこう言いました。
「頭の中を吐き出さないと、夜も眠れないよ。逆に、よくそれで寝れるね?」
世界的な野球選手になった大谷翔平選手も睡眠を非常に大切にしているといいますが、その先輩経営者もそうなのでしょう。
僕なりの言葉で説明すると「成功曲線を仕組み化し、加速させるため」といえるかもしれません。成功曲線とは、下記のように表せる成功するまでの時間の経過と成果を計測した曲線です。
何事も取り組みはじめた当初は、かけた時間や労力に見合わせない成果しか得られないけど、ある地点から急速にゴールに向かって現実が動き出すという法則ですね。挫折する人の多くは、かけた時間や努力の量に見合わないと感じ、途中であきらめてしまいます。ですが、成功する人は知覚しているかどうかは別にして「成功曲線」の存在を知っているという。
これが真実であることは、自身の経験からも証明できます。詳しくは、書籍をご覧いただければと思いますが一日の振り返り作業を始めてから、僕の成功曲線は、ようやく重たい頭を上げ始めました。
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振り返り作業は、以下3つの理由で、成功曲線を加速させるのだと考えています。
- 0.1%でも進化していることを確認する
- 現在と人生の目標の距離を測る
- メンタルを安定させる
順番に解説しますね。
0.1%でも進化していることを確認する
振り返り作業では、一日の終わりに、できたことや学んだことを確認します。そうすることで、確実に歩みを進めていることを実感できました。流行りの言葉で言えば、自己肯定感が高まり、目標や未来に立ち向かうエネルギーが沸いてきます。
のちほど、実例をお見せしますが、たとえば<『未来の年表』(河合雅司著)を読んで、2033年に3戸に1戸が空き家になるということを知った>とマインドマップに打ち込んだとしましょう。こんなことでも、アウトプットするだけで、脳の定着率が違いますし、毎日、新しい知識を習得している実感は、想像以上に自己肯定感を高めるものです。
そうして、できたことや学んだことをアウトプットしていく習慣をつけると、どうなるでしょう?ビルの1階から眺める景色と、2階から眺める景色の違いをイメージしてください。視点が高くなり、それまで見えなかった景色が見えてくるんです。つまり、次のステージに進むことができる。次にやるべきこと、課題がわかってきます。その課題に取り組み、できたことをアウトプットすると、さらに高みに行けるので、良い成長サイクルが生まれるわけです。
1日の成長率がたった0.1%だとしても、1年後には約1.44倍。3年後には、約2.98倍。5年後は約6.19倍、10年後はなんと約38.4倍。0.1%の進化で、10年後は比べ物にならないくらい成長できます。
その成長倍数をグラフにすると、下記のようになりました。
成長曲線ほど極端ではないですが、グラフの傾向は似ていますよね。最初の3年は、劇的な成長とはいえません。しかし、5-6年目以降から急激に進化します。
ポイントは、毎日0.1%でも”複利“で成長していくこと。これが、習慣=継続の力と言えます。
現在と人生の目標の距離を測る
常に目標や、なりたい自分、なりたくない自分を意識することで、現在地との距離が明確に分かります。たとえ、途方もなく遠い距離があったとしても、どのくらい遠いのかがわかる。
ブラジルまで行こうと思えば、徒歩ではいけないので、じゃあどうしよう?となりますよね。本気ならいくらでも到達する手段は思いつくはずです。飛行機でいくのが経済的に無理ならば、頼み込んで商船に乗せてもらうことだって不可能ではないかもしれない。
昨日より、1歩でも良い、諦めず、歩みを進めていれば、確実にゴールに近づいていくのは確かです。そして、ただ漠然と思い描いているよりも、ゴールまでの距離を知ることで、明日どうすればいいのか、客観的に見えてくることがあります。
僕の場合、この習慣により逆算思考が磨かれました。
ブラジルまで行くのなら、①海を渡らなければいけない。②それには、飛行機、あるいは船という手段もある。③でも、船では時間がかかりすぎるので、飛行機で行こう。④では、羽田からブラジルまで直通はあるのだろうか。⑤フライト時間は何時だ?片道いくらかかる?⑥20万あればいけるのか。よし、20万余分に稼ごう。⑦今日1万稼いだから、あと19万。1か月以内に予定を決めたいから、1日6334円稼げればいい。⑧最悪、バイトで肉体労働すれば不可能な数字じゃない。
という感じですね。はるか遠い、ブラジルまでの旅も、今日一日どう動くかで現実は動き出すわけです。
僕はプライベートレストランを構想していますが、そのための一手として、まさにこの記事を書くことがそこに繋がっていることを意識しています。
メンタルを安定させる
怒りや不安、心配事に捕らわれているときの精神状態で、いったい、まともな仕事ができるでしょうか?僕は、出来ません。
はらわたが煮えくり返るような思いを、誰もがしたことがあるでしょう。経営者となると、理不尽なことは頻繁に起こります。
- 部下が突然、出社しなくなった。
- 主要な取引先が、倒産した。
- 集客の軸としていたSNSアカウントをバンされた。
- 急な事故で1週間入院せざるをえなくなった。
従業員が5人以上いる経営者であれば、誰もが経験することです。しかし、自分以外の誰のせいにもできません。会社の業績は、すべて経営者の責任です。部下のミスも、ミスをする環境に置いた経営者の責任になります。「想定外」は言い訳としか捉えられません。
とはいえ、経営者も人間。暴言を吐きたくなる時もあれば、暴れたいときもある。そんなとき僕の尊敬している経営者の一人は、アウトプットの時間を長くして、感情をノートやマインドマップにぶつけるそうです。品がなくても、少しでも感情に即したであれば吐き出すと言います。もちろんそれは、他の誰にも見せません。
しかし、そうして吐き出した内容を眺めてみると、非常に冷静な自分がいることに気付く。怒りや不安の感情が落ち着き、次の段階に思考が進みはじめます。「そこから何を学べるだろう?」と気づけば、問題を解決しようとしています。
心配事や不安、怒りの感情があれば、深く眠ることも難しい。しかし、こうして吐き出してしまえば、安眠できる。ストレスの多い経営者にとって、この効果は絶大だと言います。
働くビジネスマンにとっても同様でしょう。安い時間給で請け負わなくてはいけないフリーランスの方も、相当なストレスを抱えながら仕事しているのを知っています。でも、メンタルが安定すれば、誰もがパフォーマンスを上げることができるはず。悶々として手がつかないこともない。仕事も早く終わる。イライラして周囲に当たり散らすこともなく、穏やかに暮らせる。熟睡できる。気持ちも前向きになって、新しい挑戦ができます。ますますパフォーマンスが上がり、夢や目標にどんどん近づいていく。
こうしてみると、一日の振り返り作業は、メリットしかないのではないでしょうか。僕はもはや、やらないことによるリスクを考えると、恐ろしくてたまりません。
トップアスリートや経営者の振り返り習慣
ここまでは、僕自身の主観に基づいて「振り返り作業」のメリットについて解説してきました。でも、僕自身はまだまだ成功しているとはいえない身分。疑わしく思われても仕方ありません。
そこで誰もが認める成功者の実例や経営者の実例を紹介したいと思います。
まずは、大谷翔平選手。大谷選手は、日々の振り返り習慣をとても大切にしていたといいます。大谷選手が高校生の頃に行っていた習慣を知って、僕は度肝を抜かれました。凡人以下の僕はこう思ったんです。「こんなめんどくさいこと、毎日やってたのか!?」と。
大谷翔平選手も実践したマンダラチャート
原田隆史氏をご存じでしょうか。目標達成のスペシャリストであり、大谷翔平選手が高校生の頃にやっていたマンダラチャート(オープン・ウインドウ64)の開発者です。
詳細は割愛しますが、マンダラチャートを要約すると、下記のようなマップになります。
中心のマスに達成したい目標を記入し、周囲の8つのマスに目標達成に必要な要素やアイデアなどを書き出し、さらにその8つの要素の周りに、具体的な行動を書き出していく手法です。
大谷翔平選手は、まだ甲子園に出場すらしていない花巻東高校1年生の段階で「ドラフト1位、8球団指名」という目標設定を掲げました。その周囲に「キレ」「コントロール」「スピード160km」「人間性」「運」など書かれていて、さらにそれぞれの項目に対し、「メンタルコントロール」「力まない」「思いやり」「ゴミを拾う」などとあります。「大谷翔平 マンダラチャート」と検索すれば実際の画像が出てきますので、ぜひ見てみてください。
驚くべきは「ドラフト1位、8球団指名」という目標を、3年後、寸分たがわず実現させたこと。高校1年生の頃から大谷選手は、このマンダラチャートを毎日欠かさず、実行したといいます。それだけでも、誰もができるわけではない継続力ですね。
原田氏のメソッドは「小さな<できた!><やれた!>を記録することで、自己肯定感が劇的に高まる」と実践した多くのアスリートやビジネスマンが証言しています。原田氏は毎日繰り返すことで自信がつき、目標達成のエネルギーとなるのだと説明していました。
ちなみに大谷選手は、小学生のころから野球チームの監督だったお父さんと「野球ノート」という交換日記をしていたそうです。大谷選手はその日の反省や今後の課題を記し、お父さんは評価やアドバイスを書きました。お父さん(徹さん)は、取材で下記のように話しています。
エラーや三振はある。その反省から自分がどういう取り組みをしていくのか。それらを字で書き残すことによって、しっかりとやるべきことを頭に入れてほしかった。
大谷選手の父、徹さん(『道ひらく、海わたる~大谷翔平の素顔』佐々木亨著・扶桑社)
悪かったときに次に何をすれば課題を克服できるのか?自分で考えて行動に移すことを、大谷選手は小学生のころから習慣化していたんですね。
ただ、個人的な意見をいえば、マンダラチャートを毎日続けるのはちょっと大変ですよね。僕のような面倒くさがりの人間には向かないかもしれません。恥ずかしながら、僕は2日と続きませんでした。
なのでもうひとつ、経営者であり、著名な営業コンサルタントでもある方から直接教えていただいた手法もご紹介します。
営業コンサルタントから教えてもらった「振り返り」
もうひとつの実例は【質問型営業】という営業手法を確立された営業コンサルタント青木毅氏のアウトプット法です。
青木氏の営業フローは、説明型の押し売りセールスではなく、あくまでお客様のお役に立つために質問するスタイル。再現性が高い営業手法として、全国の悩める営業マンから絶大な人気を得ています。
少し話がそれますが、この営業ノウハウは涙が出るほど素晴らしい。僕は本を読んで感動して、会いに行きました。青木さんは落語を趣味でされていたので、発表会の場に押しかけて、直接話をさせていただいたんです。お陰様でその1年後、僕はトップセールスになれました。
青木さんは、一日の振り返り作業が人として成長するためにとても大事だと伝えています。中でも「どう思うか、どう感じたか」に焦点をあてることを重視していました。
良かったこと、良くなかったことがあれば、それは何故そう思うのか?何故そう感じるのか?良かったことは何故良かったのか?うまく出来たことは何故うまく出来たのか?そこから何を気付いて、どうしたら改善していけるのか?
こうしたことを検証することで、因果関係がわかってきます。因果関係がわかると、自然と改善できるようになって、出来たことをまたアウトプットするから、自信に繋がっていく。
毎晩、一日の振り返り作業を続けるだけで100%人は変わるし、劇的に成長すると言っていました。僕も言われるがまま、手帳型の日記帳に日々、書いていた記憶があります。そしてトップセールスにもなれたし、多少の自信はつきました。100%人が変わる、というのは真実です。
ただ、白状すれば、長く継続はできませんでした。徐々に毎日やっていたものが2日に1回、3日に1回と断続的になってしまったのです。手帳とペンを取り出して書く、というやり方が僕には合ってなかったのかもしれません。
次の章では、そんな僕でも、毎日継続してやっている振り返り手法をご紹介しますね。
継続することに特化した振り返り手法
第一線で活躍する方々は、日々の小さな積み重ねを大切にしているのは間違いないように見えます。でも、マンダラチャートを毎日作るなんて、とても出来ない……と思われたかもしれません。その気持ちは、痛いほどよくわかります。しょせん、大谷翔平選手にはなれない。当たり前ですが、残念な現実です。僕はマンダラチャートをやろうと思って一日で萎えました。大変すぎました。
一口ワインを飲み始めたら最後、絶対に、やり通せません。
人生を変えたアウトプット法
僕のような怠け者でも、続けられるよう仕組み化できないか?と考えながらズルズル過ごしていたところに出会ったのが、ある経営者のアウトプット法でした。
あらゆる行動をデータ化して、意思の力に頼らず、仕組み化する方法です。その方は、もう働かなくても良いくらい十分な資産を持ってますが、歩みを止めることはありません。「お金」だけじゃなく「人間関係」「健康」「スキル・ナレッジ」を最大化させようと日々、努力されているからでしょう。周囲にはその方を慕う人が集まり、精力的にビジネスをしています。
人生100年時代の後半戦を、楽勝で勝ち抜くために今は全力で仕事をしている、と話していました。
その方が寝る前にやっている振り返りは、マインドマップを使って、自分に質問をするというアプローチです。その詳細な項目をそのままお伝えすることは出来ませんが、実際に僕自身が現在やっている振り返りをご紹介しますね。
夜、寝る前に自分に問いかける7つの質問
具体的には、夜眠る前に下記の項目について、自分自身に質問します。現在の自分にとって重要な項目と、継続のしやすさを考慮して、リメイクした構成です。
僕の場合は、マインドマップに7つの質問を毎日コピペして、それぞれの質問に回答していきます。実例をお見せしたいところですが、お察しの通り、内容は見せられるものではありません。本音で吐き出したムカついたことをお見せすれば、あなたは良い気持ちにならないでしょう。人格を疑われるかもしれません(笑)自分が攻められているわけでなくても、誹謗中傷を聞かされたり目にするのは、イヤなものです。
ただ「今日、学んだことは?」の問いについては差し支えないかなと思いますので、マインドマップで入力したサンプルをお見せします。下記のようなイメージです。
こうして各質問に対して回答していくと、物事を客観視できるようになり、自分のことなのに、他人ごとのように考えられようになってきます。悪い意味ではなく、視野が広がるため、解決策も浮かびやすくなるんですね。
毎日、質問だけコピペして、半ば機械的に回答していくので、ノートを開いて、ペンを持ち、考えながら書くという工程がありません。それが楽なので、継続しやすいと考えています。
なお、この7つの質問は、紆余曲折を経て、現在に至っています。可能な限りシンプルに、必要十分な項目を絞り込んだ結果、現時点で、もっとも効果的だと思える質問にまとめました。おそらく、ステージがもっと高くなると、内容も変化していくでしょう。
重要なのは、最初にお伝えした「振り返り作業の3つの効果」を質問から確実に得ること。
- 0.1%でも進化していることを確認する
- 現在と人生の目標の距離を測る
- メンタルを安定させる
小さな「できた!」を積み重ねることで自己肯定感を高める原田隆史氏のメソッドと、自分が「どう感じているのか」因果関係をクリアにしながら成長していく青木毅氏のメソッドを掛け合わせた、ハイブリッドな手法かな、と思うのですがいかがでしょうか。
振り返り作業をするおすすめツール3選
一日の振り返り作業に使うツールは、人によって、利便性が異なるように思います。僕の場合は、圧倒的にマインドマップでしたが、エクエル派の人もいれば、ノート派の人もいるでしょう。
実は僕自身も、振り返り作業はマインドマップですが、自身の行動管理にはエクセルを、仕事のアイデアメモとしてはノートを使っています。参考になるかわかりませんが、それぞれのツールについて簡単に紹介しますね。
マインドマップ
マインドマップの良いところは、デスクワークをしている場合、ウインドウを切り替えるだけで作業できること。持ち運びの必要もなく、事務所でもカフェでもどこでも、WiFiさえ繋がれば、入力できます。しかも、記録したトピックは自由自在に移動できるので、WEBメディアの記事の設計や、仕事の進捗状況、クライアントとの会議の内容や本の概要をまとめるのも便利。ひとりブレインストーミングには、これ以上最適なツールはないでしょう。
僕はこのマインドマップを使い始めてから劇的に生産性があがりました。それについては、以前、下記の記事にまとめたので良ければご覧ください。
エクセル
エクセルは、マンダラチャートで目標管理をする場合に使いやすいと思います。テンプレートさえ作れば、あとはコピペして運用できるでしょう。大谷翔平選手のように毎日でなくても、週一回でも良いかもしれません。
僕は、日々の行動管理シートとして、エクセルを活用しています。15分単位で、自分が何をしたか記録しています。1年ほど前からは、毎日、朝6時30分前後に体重と体脂肪率を計って、管理するようにもなりました。他にも、将来のための勉強など、未来に投資した時間や無駄な時間を過ごした記録も残していて、一日のうち何%を未来のために投資できたか、独自の指標をつくっています。
ここでは詳しくお伝えしませんが、本質的には怠惰な僕でも、こうした細かいことができるようになったのは、その面倒くささを上回る報酬が圧倒的だからです。やらないことが、恐怖なんです。面倒くさい、という感情レベルではなく、怠れば生活は地に落ちて、家族を養えなくなるかもしれないと思っています。
下記の記事では、具体的な手法をまとめているので、ご興味あればご覧ください。
ノート
ノートや手帳を活用している方はたくさんおられます。原田隆史氏のメソッドも、青木さんのメソッドも手で書く、ということを重視されていました。手を動かすと脳が活性化するといわれるからです。僕はタイピングして言語化する作業だけでも十分かなと思ったりもしますが、好みもあります。
僕の場合は手元にA5サイズのノートを置き、思いついたアイデアや学んだことをMEMOするようにしています。これをその日のうちにマインドマップにまとめて、完了したら二度とノートを見返さなくても良いように、大きく「×」を書く。そんな使い方をしています。
エクササイズしているときに、良いアイデアが思いついたら、さっと走り書きできるように脇に置いたりもしてますね。ノートの利便性は、ペンとノートさえ手元においておけばいつ何時もアイデアを書き留められること。そういえばお風呂で考えるのが好きな経営者は、水の中でも使える紙とペンをもって、入浴時間を長めにとると話していた方もいました。
マインドマップ、エクセル、ノート、三者三様の良さがあり、相性もあると思いますので、ぜひあなたに合ったアウトアップの方法を見つけてください。
まとめ:結局、面倒くさいことを地道に継続できる人が勝つ
ビジネスパートナーでもあるプロダンサーの黄帝心仙人さんはこんなことを言っています。
誰でもできる事を誰もマネできない位やれる人間は必ず成功する
黄帝心仙人
僕はこの言葉にものすごく、共感できます。尊敬する先輩諸氏や経営者を見ていても、結局、面倒なことを地道にコツコツと継続した結果、「お金」も「人間関係」も「健康」も「スキル・ナレッジ」も最大化させて幸せに生きています。多くの方は成功者の成功した結果しか見えていません。その前に、日々の振り返り習慣のような、地味な作業を複利で積み重ねている裏方の作業を重視していない気がします。どんな広告手法を使ったのか、とか、このキャッチコピーが良かったとか、表面的なテクニックだけ真似ても、同じような結果は得られません。
たまたまうまくいくことはあるでしょう。残念ながら、才能の差も大きいと感じます。しかし、僕のような凡人以下の人間が成功を目指す場合、100のノウハウより、一日の振り返り作業というたったひとつの習慣の方が、成功確率を高めると確信しています。
この情報があなたのお役に立てれば、これ以上嬉しいことはありません。質問や聞きたいことがあれば、遠慮なく連絡くださいね。