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ココナラ(coconala)は、個人のスキルを売り買いするユニークなマーケットです。副業としても、ビジネスとしても利用可能で、個人でも第一線で活躍できるのが魅力。
ただ、年々、知名度を上げ、いまや出品数は30万件以上(※2020年執筆時点)ります。おそらくコロナ禍で企業業績が下がり、経済が停滞するほど、副業で自分のスキルを活用する方が増えるのでココナラは活況になるでしょう。
※この記事は、2021年3月に加筆修正しました。この時点から、さらに加速させ、2023年7月にココナラ攻略ノウハウを体系化しております。過程も参考になると思いますので、この記事はそのまま残しますが、ご興味のある方は下記をご覧ください。
実際、ココナラの担当者から直接聞いたのですが、緊急事態宣言が発動されてから登録者数は増えているそうです。そうした中で一定の成果を出すには、工夫が必要になってきます。
ここでは、ココナラで数ある類似サービスから選ばれるためのポイントを、ココナラのWEB制作部門で何十回もランキング1位になった当社担当者がご紹介します。
1万件の中でトップ10内に居続けるには?
当社がココナラで提供しているWEB制作サービスは、約1万件の出品中、常に上位につけています。価格帯も他と比べるとかなり高額ですが、問い合わせは絶えません。むしろ、ご依頼が多すぎて、お断りするパターンが多いくらいです。
ここまで来るのに3年。
ですが、誰かの役に立ち、人を喜ばせるスキルを一つでもお持ちなら大丈夫。もっと短期間で人気サービスになるでしょう。
そんなサービスを作るためのポイントを紹介しますね。
自分のスキルを棚卸して、勝てる分野に出品する
まずは、自分の過去を棚卸して、無理やりでもいいので、勝てるマーケットを見つけます。それは、好きなこと、得意なこと、需要があることのいずれかに、必ずあります。それぞれが明確にあるなら、掛け算してみましょう。
「どういうこと?」と思われたと思います。詳細に説明すると長くなりますので、下記の記事をご覧ください。
勝てるマーケットで勝負する
勝てるマーケットは見つかりましたか?
「わからない……」という方、安心してください。何も成し遂げてないうちは、自信が持てなくて当然です。ただ、わずかでもいいので、自分で「できそうだ」と思ったことをここでは選んでもらえれば大丈夫。
ひとまず、先に進みましょう。行動すれば次の現実が待っています。まだココナラの登録がお済でなければ、下記より登録してください。
アカウント登録をして、プロフィールを入力していきましょう。この時、以下2点を念頭に置くと書きやすいはずです。
- ターゲットユーザーは「誰か」具体的なひとりを思い浮かべる。
- 自分のスキルがターゲットユーザーのどんな「悩み」「不安」「痛み」を解決できるのか、はっきりさせる。
また、項目に関しては出来る限りすべて埋めるようにしてください。実際に設定頂くとわかりますが、意外と大変です。
類似サービスと比較して、勝ちやすいサービスを作る
プロフィールを設定したら、自分が出品しようと考えているマーケットの類似サービスをリサーチしてみます。
上部の「サービスを探す」ボタンから、出品するサービスのカテゴリーを選び、競合となりうるサービスを見て行きましょう。
たとえば人気の「イラスト・似顔絵・漫画」。
これをものすごく客観的に見て、ユーザーはどう思うでしょうか?
まず目に入るのは画像、ですよね。これをサムネイル画像やアイキャッチ画像と言いますが、視覚的に、この画像の印象が大きく左右するのは言うまでもありません。
でもパッと見て、どれも似たような印象を抱きませんか?どの画像も例外なく、「女の子が笑ってる」絵です。ココナラでは人気順に表示されるのがデフォルトですから「女の子が笑ってる」画像は需要があるのかもしれません。一方で、それ以外のイラストの需要はないのか、といえば違います。
男の子のイラストや、線画タッチだったり、ビジネスで使えるようなクセの少ないイラストだったり、実際は、さまざまな需要があるはずです。
サムネイル画像の目的は、目立つこと
ここに例えば「怖そうな男が泣いている」絵があったらどうでしょう?圧倒的に目立ちますよね。思わずクリックして、中身をのぞいてみたい気にさせませんか?こうした心理効果を「認知的不協和」といいます。人は無意識のうちに、サムネイル画像はこういうものだ、という認識していて、そうした認知にそぐわないものがあると、一瞬ストレスを感じます。そのストレスを軽減させるために、行動を起こすのです。
「イラスト・似顔絵・漫画」のカテゴリーは、左上の表示にあるように37,484件もありますから、この中から、サービスを買ってもらおうと思えば、まずは目立たなくてはいけないということ。クリックして、どんなサービスを提供しているのか見てもらわないと何も始まらないのです。
他のサービスの傾向が偏ってるほど、チャンス。他とは違う、目を引く画像で、ユーザーを引き付けてください。そこで選ばれれば、サービス内容を見てくれる確率は高まります。そうした目線で、自身が出品するサービスを工夫します。
後から出品するサービスほど、実績がないので不利ですから、目立ってなければ、アウトです。
キャッチコピーは誰も使っていない強い言葉を入れる
ユーザーが画像の次に見るのは、キャッチと価格です。上記の「イラスト・似顔絵・漫画」のカテゴリーを見てみると、キャッチは似通ってますよね。これではユーザーは選びにくいばかりか、いくつものサービスページを開けてみなければならず、結果、ひとつひとつのページの印象は薄れます。
では、どうすればいいかというと、掛け算をします。
自分の強み×誰も使ってない言葉×ユーザーのメリット=引き付けるキャッチ
これをよく踏まえたうえで、コピーを作成してみましょう。
価格と評価は相関関係があると考えた方が良い
もっとも難しいのが、価格設定です。ココナラには評価機能があり、5つ星でサービスの評価ができるようになっています。
当然、実績があり、評価が高いサービスは購入されやすい。ただ、そのカテゴリーにおいて最安値であれば、実績がなくても買ってくれます。もしまだ実績がないのなら、損してでも最低価格からスタートすべきでしょう。
実績を積んで、評価も上がってきたら価格を少しずつ上げたらいい。
独自性を高めていく
ここまでで、少しずつ、どんなサービスを出品すればよいのか見えてきたのではないでしょうか?
より広い分野で活用いただけるよう、やや抽象的に解説しているのでわかりづらい点があるかもしれません。ポイントをまとめると、
自分の過去を棚卸して勝てそうな領域を見つける
勝てそうな領域で出品されている他のサービスを見て、勝ちやすいサービスを作る
この2つだけ。
ココナラに限りませんが、どんなマーケットで戦うのか?敵は誰か?その中で、どんな立ち位置を取ればいいのか?というのは、戦略上欠かせないポイントです。
彼を知り己を知れば百戦あやうからず
孫子『兵法』より
画像やキャッチを工夫し、価格をマーケットに応じて設定すれば、購入されやすいサービスになっていることは間違いありません。あとは、サービスの中身を充実させていきます。独自性を高めて、出品サービスを絶えず、ブラッシュアップさせていきましょう。
たとえ類似サービスと同等の内容だとしても、少しでも独自色を注入します。独自性は、自分の得意なことの掛け算です。
イラスト×文章、なんかは相性がいいですね。イラスト×SNS、イラスト×飲食、イラスト×ジャンプのヒロイン、イラスト×フランス革命など、、、あらゆる掛け算ができるはず。掛け合わせるものがなければ作ればいいんです。
どうしても出てこなければ、競合より安く提供して、実績や評価で上回れば、同価格帯で出品しても勝てます。下記では、実際に、販売価格を60倍にした手法をご紹介していますので、参考にしてください。
※この記事は、2021年3月に加筆修正しました。この時点から、さらに加速させ、2023年7月にココナラ攻略ノウハウを体系化しております。過程も参考になると思いますので、この記事はそのまま残しますが、ご興味のある方は下記をご覧ください。