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twitterでもfacebookでも、ビジネスとして活用する場合には、ただ単に投稿すればいいというものではありません。
成果を上げるのに最も必要なのは、これまた<戦略>。
戦略とは、自社のリソース(時間や才能、人脈、資金)をいかに分配するか決めることです。
どのSNSを使うか?
国内において、広く利用されているSNSは5つ。
twitter、Facebook、Instagram、LINE、Youtube。
それぞれについては、上記で解説したので、そちらをご覧いただくとして、どのSNSを選ぶかは、ターゲットとする顧客層と自社の独自性を軸に、決めると良いでしょう。
下記をご覧ください。
これは、すごくざっくりと、SNSの年齢層×独自性に対するSNSの分布図をグラフ化したものです。
たとえば、ターゲット層が40-50代の男性が多く、競合他社が多い場合、どのSNSを選ぶか?
そう、facebook。
あるいは、LINE。
では、若い世代の男女をターゲットにした少しユニークなグッズならどうでしょう。
twitterやYoutubeがいい。
これは、各SNSのアクティブユーザーの属性と、商品の独自性に紐づきやすいプラットフォームか否かで考えた座標軸です。
SNS運用の目的
前後が逆になりましたが、そもそもSNSを運用する目的は、見込み客の開拓と育成です。
これはSNSの特性から言って、どのような業態でも大差ないでしょう。
SNSはそこでの影響力が強い程、広告力は破壊的なものになります。
大金かけて宣伝しなくても、自社のファンになったユーザーがひとつのメディアとなって発信してくれたらあっという間に広がるのです。
何を投稿するか?
多くのSNS運用者が戸惑うのは「とはいえ何を投稿したらいいんだ?」
ということ。
私はいつもこうアドバイスします。
自分たちにとっては当たり前でもお客さんにとっては「へえ」とか「そんなことまでやってるんだ」とか興味関心を抱くことを客観的に展開していく。
ちょっとしたことでいいんです。
はり治療の鍼灸(しんきゅう)院なら鍼(はり)の洗浄や、道具の整備、自分に対して行っている鍼治療など、お客さんには見えない裏側を、伝えてあげると良いと思います。
「こんなことまで気にして鍼洗浄してるんだ」
「中国式と違ってこんなに細いんだ」
「トリガーポイントをピンポイントであてるってこんなに技術がいるんだ」
というようにユーザーが感じるコンテンツを、短くていいので、数多く投稿できたら最高です。
それでもネタが見つからない!
とはいえ、慣れないうちは難しいかもしれません。
そんな時は、目の前の仕事の進め方を、なぜそうするに至ったのか、考えると良いと思います。
鍼灸院で使う鍼なら、色々選択肢があったはず。
にもかかわらず、なぜそれを使っているのか、と考えてみる。
そうすると、扱いは難しいけど、患者さんへの負担を考えて細い鍼を選んだ。
と答えが出てくるかもしれません。
それこそ、お客さんの興味関心です。
普段見てる景色でも角度を変えてみてみる
普段見ている景色の中にも、たくさんヒントがあるはずです。
都心でありながら景観の良い場所を選んだとしたら、なぜその場所なのか、考えなり、思いなりあったと思います。
スマホで朝夕の景観をパシャッと撮って、
「そうそう、この景色。都会の中心でもこんな心落ち着く景色が見られたら、患者さんも
リラックスできるかなと思って、ここを選んだんですよ」
そんな感じでいいんです。
それで終わらず、夕焼けのきれいな景色や、夏のつきぬける青空や秋の色づいた木々、同じ景色でもいろんな顔を持つと思うので、その都度投稿できるネタはいくつも作れるはずです。
どんな業態でも、成約に至るまでにはほんとうに多様な要因があって、マーケティング用語でロングテールといいますが、そんなネタが積み重なれば積み重なるほど、集客に困らなくなります。
これが蓄積させれればされるほど、SNSは強力な見込み客発掘ツールになります。