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出張料理の見込み客を増やすため、facebook広告を活用しました。
それまで、出張料理は依頼を受けて、サービスでやっていたのですが、これはビジネスになるか?もし、ビジネスになるなら、レストラン開業のためには良い腕ならしにもなり、自分の創作料理を評価して頂ける絶好の機会です。
ただ、安定して、見込み客を獲得できなければいずれ行き詰まる。
他の誰も作れない、どんなに美味しい料理を作ることができても、顧客を掴めなければ成り立ちません。美味しければお客様は来るという考えでは、お客様は来ない。
Facebook広告
実際にいま、Facebook広告で、対象地域に限定し、出張料理の宣伝しています。
Fecebook広告のいいところは、かなり対象を絞って、宣伝できること。出張料理ができるのは、ごく限られた地域だけなので、広範囲に広告を出すのは無駄です。Facebookなら、その地域に在住している人だけに宣伝出来ます。
また、性別、年齢層を始め、趣味、関心、職業などもあわせて絞り込むことが出来、自分がお客様にしたい対象に対して、ピンポイントで伝えられるのです。
料金は、広告の種類にもよるのですが、上限設定できます。私は1日100円で、テストしています。出張料理ビジネスの規模からすると、それでちょうどいい。
費用対効果
自分の出した広告に対して「いいね!」をしてくれる人が出てきます。
結果からいうと、2週間、広告を出して、トータル14人の方が「いいね!」をくれました。広告にはリンクを張って、特設ページへ飛ぶように作っていたのですが、そこまで関心を持ってくれた人は、約140人。その中の、およそ1割の方が「いいね!」をくれた計算です。
コストで計ると、100円で1人の「いいね!」。もし「いいね!」をくれた人が全員、出張サービスを利用してくれるなら、費用対効果は非常に高い。
コスト比較
かつて勤めていたレストラン広告の費用対効果で比較すると、地方の情報誌に掲載した55,000円の広告(およそ6cm×12cmの枠)で出稿しても、200人来店してくれたらいいとこです。平均したら150人ほどでしたでしょうか。すると、1人あたりの広告コストは366円になります。
出張料理は、2~8人まで承りますので、もしご依頼いただくとすると、その1人の向こうに2人以上はいることになります。「いいね!」をくれた人で14人いうことは、その向こうに平均4人いるとすると、56人。
そのうち何人が実際に利用するかで、1人当たりの広告コストが出ます。平均的な数字は1割程度。とすれば、366円÷0.1で3,660円というところでしょうか。
Messenger機能の活用
「いいね!」をくれた人はどんな人なのか、Facebookページを見ることができます。書きこんでいる情報量は人それぞれですが、私にとって有り難いのは、ここまで興味を持ってくれている有望なお客様に対して、こちらからメッセージを送れることです。
Messengerという機能があり、直接、連絡を取れるのです。後先を考えて、慎重にやらなければなりませんが、この機能を使って、お客様に質問してみようと考えています。
まず、なぜ「いいね!」をくれたのか?率直に聴いてみます。
実は、1人の方に送ってみました。失礼ですが、ご参考までに聞かせてもらえませんか?と。すると、出張シェフサービスそのもの興味をもったこと。これからはこうしたニッチを狙うことが成功する要因だと考えていること。モノを売るのではなく、コトを売ることが大事だということ。など、聞かせていただけました。
コミュニケーションを深める
出張料理サービスに関心のある方とこうして、直接コミュニケーションをとれるのは、いまの私にとって、非常に有り難い。まだレストランを開業してもいず、出張料理の実績も乏しい中で、お客様が何をどう考えているのか、生の声はなかなか、聴けないからです。
これはしめた。と正直、思いました。Messenger機能で片っ端から、聴いていきたいと思います。そして、少なからず、興味を持って頂いているのですから、実際に出張料理の依頼を受けることもできるでしょう。しかしまずは、見ず知らずの私に対する警戒もあるでしょうし、お客様との距離を縮めることから始めます。
顧客獲得コスト
しかし、残念ながら、実際の顧客獲得コストは、3,660円より悪い数字でした。「いいね!」を押してくれた人で、実際に申し込んでくれた人は7%。顧客獲得単価は、5021円になるわけです。
Facebook広告の費用対効果を高めるには?
現在のFacebook広告では、まず「広告の目的」を設定することから始まります。
私も一度、失敗したのですが、単純に広告を表示して、クリックした場合のみ課金されるようにするには、ここの設定を間違ってはいけません。
たとえば、「ブランドの認知度アップ」とすると、ユーザーに表示されただけで課金されるシステムになっているのです。
クリックした分だけ課金されるようにするには
「ブランドの認知度アップ」という目的にすると、Facebookが目的にそって選んだユーザーに表示されることになります。より広く、見てくれる可能性は高まりますが、必ずしも興味を持って、ホームページなり、リンク先のページに飛んでくれるとは限りません。あくまで、顧客となりうる可能性が高いユーザーに認知を拡げる目的になっています。そして表示された回数(インプレッション数)により、予算内で課金されていきます。
ホームページや、リンク先のページに飛ぶボタンをクリックした時にだけ課金させるには、広告の目的を、「トラフィック」や「エンゲージメント」にしなくてはなりません。そうすると、ユーザーに表示されただけで課金はされず、クリックした時にだけ、課金されます。
本当に興味を持った人だけなので、費用対効果はとても高くなるのです。
広告セット
Facebookでは、誰にこの広告を表示させるか?を細かく設定できます。
住んでいる地域はもちろんのこと、性別、年齢、それから、業種、趣味、関心、ユーザーがFacebook上で設定している情報や、書きこんでいる話題から、キーワードを抽出し、それに合ったユーザーにのみ、広告を表示できるのです。これはすごいシステムだなと思います。
たとえば、東京の高尾に住んでいて、35歳以上の50歳未満の女性をターゲットに、イタリア料理に関心を持っていて、グルメで、ワイン好きな人、という設定をすれば、Facebookに登録しているユーザーの中からその条件に合った人だけに、広告を表示できるのです。
写真とキャッチ
ターゲットを絞り込んだら、次に必要なのはキャッチです。特に視覚で訴える写真、もしくは動画をどうするかでクリックしてくれるかどうかが変わります。
