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「ホームページのデザイン、かなりいい感じに仕上がったな!」
「これで問い合わせがバンバン来るはず…」
でも現実は、アクセス解析を見ても問い合わせフォームは静まり返ったまま。 SNSで自慢げにシェアしても、いいねは身内ばかり。
もしかして、あなたもこんな経験をしていませんか?
実は僕のところには、毎月のように「デザインは褒められるんですが、全然成果が出ません……」という相談が舞い込んできます。
300件以上のホームページを見てきて分かったことがあります。成果が出ないサイトには、ある共通点があるんです。それは何かというと――技術力不足でも、予算不足でも、デザインセンスがないからでもありません。
根本的な戦略の考え方が間違っているんです。
「また戦略の話か…」と思わないでくださいね。これこそが、9割のホームページが期待通りの成果を出せない本当の理由です。
戦略がズレると、すべてが無駄になる

戦略が悪いと、ホントに成果が出ません。デザインがどれだけおしゃれでも、SEO構造がどれだけ優秀でも、軸となる戦略が間違ってれば、意味がないんです。
これを説明するために、僕が数年前に経験した残念すぎるレストラン体験をお話しさせてください。地域や店名は伏せますが、これがまさに「戦略ミス」の典型例なんです。
残念すぎるレストラン体験
ある日、家族のちょっとしたお祝いで、前から気になっていたイタリアンレストランを予約しました。
地下にあるお店で、入り口からして雰囲気抜群。夜になると、オレンジ色の温かい照明が奥に続く階段を照らしていて、ウッド調のドアを押した瞬間は「ここは当たりだな」と確信していました。
Googleの口コミは賛否両論でしたが、まあネットの評価なんてアテにならないこともあるし、ちゃんと予約も取って楽しみにしていたんです。
ところが——
店内に入ると平日の夜だからか、ガラガラ。そして驚いたのが、カウンター席でくつろいでいた一人の男性が「あ、いらっしゃいませ」と言うんです。
ゆるいパーマをかけた痩せたおじさんが、タブレット片手に「どうぞ」と案内してくれるんですが、店内を見渡すと彼しかいない。いや、お客さんじゃなくて店員さんだったんですね(笑)
40分後に提供されたシーザーサラダ
メニューを開くと、全体の2割くらいに棒線が引いてある。まあ、それでも美味しい料理が出てくるんだろうと思い直して注文しようとしたら、僕が頼みたかったカポナータが品切れ。家族が楽しみにしていた生パスタのウニカルボナーラも品切れ。
どちらも、メニューには棒線が引いてなかったんですよ。
それでも気を取り直して他の料理を注文して待っていたんですが——ここからが本当に長かった。
最初のシーザーサラダが出てきたのは、注文から40分後。なんてことのない普通のサラダです。お客さんは僕たちだけなのに、なぜ40分?
「お待たせしました」の一言だけで、料理の説明もそれ以上の愛想もなし。そこからさらに40分待って出てきたパスタは、茹ですぎでソースもぬるくて、驚くほど美味しくありませんでした。
WEBサイトでも同じことが起きている
帰り道でふと思ったんです。「これ、WEBサイトでもよくある現象だな」って。
例えば、こんな経験ありませんか?
- デザインは洒落ているけど、肝心の情報が見つからない
- 読み込みが遅くてイライラする
- 導線がめちゃくちゃで、目的のページにたどり着けない
- 専門用語だらけで何を言ってるか分からない
これらはすべて、デザインやSEOの問題ではなく、戦略設計ができていない状態なんです。
レストランの場合、パスタが来る前に席を立つ人は少ないでしょう。でもWEBは違います。「なんか違う」と思えば、秒で離脱されてしまいます。
戦略設計とは「相手の立場で考える」こと

では、戦略設計とは具体的に何なのか?
簡単に言えば、お客さんの動きと心理を逆算して、サイトの構造を作ることです。
- 誰が見るのか?
- その人は何に困っているのか?
- 最初にどんな情報を求めているのか?
- どうすれば信頼してもらえるのか?
- どうすれば行動してもらえるのか?
この一連の流れを、ユーザーの立場に立って、デザインより前に決めていく。これが戦略設計の本質です。
勝てているサイトって、実はとてもシンプル。見た瞬間に「誰のための何のサイトか」が分かり、信頼を得られるシナリオがあって、行動したい時にその導線が用意されている。
ストレスなく、迷子にならないサイト設計。これを感覚ではなく、戦略的に作っていくことが大切なんです。
200万円で問い合わせ1件だった整体院のホームページ

ある整体院さんから相談を受けました。
200万円をかけてスタイリッシュなサイトを作ったのに、5年間で問い合わせがたった1件。サイトを見ると、デザインは確かに「いい感じ」でした。
でも、勝てる設計になっていなかったんです。
コンセプトがバラバラだと信頼されない
その整体院の実際のお客さんは、40代以上の子育てママが8割。でもホームページのモデルは20代、配色や文字の大きさも若い女性向け、全体的に可愛らしすぎる印象でした。
これって、「非日常を味わえる大人の隠れ家」というイタリアンレストランで、厨房にサランラップと家庭用電子レンジが置いてあるようなもの。
お店の世界観が一発で崩れるんです。
ホームページも同じ。ターゲットと世界観がバラバラだと、「自分には関係ないサイト」と判断されて即離脱されてしまいます。
人の脳は、関係のない情報を無視するようにプログラムされています。1日に平均3万5000回の判断をしているので、余計なことは考えたくないんです。
なぜ戦略が最重要なのか

デザインより戦略が重要な理由は明確です。ビジネスにおいて、他ではなく自分を選んでもらわないと、1円にもならないからです。
選ばれるためには、選ばれる確率を1%でも上げる努力が必要。でも世の中の8〜9割のサイトは、そこまでやっていません。
だからこそ、戦略設計がきちんとできれば勝てるんです。
実際、当社が手がける「勝てるホームページ制作」では、リニューアル案件のほぼ全てで成果につながっています。
成果を出すための3つの要素
突き詰めると、本質はシンプルです。
- 誰を幸せにするのか
- 何をもって幸せにするのか
- なぜそれができるのか
この3つが伝われば、必ず結果が出ます。
あとは、ストレスなく閲覧できるか、分かりやすく伝わるかを追求していけば、良いホームページが完成します。
デザインの美しさやおしゃれさは、その後で考えるもの。デザインありきで失敗するのは、戦略を先に考えないからなんです。
極小ビジネスこそ戦略で勝負

特に僕たちのような個人事業主やフリーランス、小さな会社にとって、戦略は生命線です。
限られた予算と時間の中で、勝ち筋のある導線を最初から設計しておかないと、リソースのある大手には絶対に勝てません。
たとえば、マットレスを販売する会社が、大谷翔平選手推奨のマットレスとどう戦うか。これが戦略の話です。
勝てる設計の核心
「勝てる設計」を一言で表すなら、「ターゲットの定義×提供価値」です。
誰を幸せにするのか、何をもってどのように幸せにするのか。この掛け算が大きくなるほど、利益も大きくなり、長く事業を続けることができます。
僕はこれを「戦略の軸」と呼んでいます。ここがブレなければ、高度な技術を学ばなくても、デザインが多少ダサくても、成果の出る勝てる設計が作れるんです。
ホームページは戦略で決まる

だから僕は確信しています。
「ホームページは、デザインでもSEOでもなく、戦略で決まる」と。
見た目を整える前に、まずは戦略。顧客の心理と行動を徹底的に考え抜くこと。これができれば、限られた予算でも大手に負けない勝てるホームページが作れます。
必要としている人に、必要な価値を、適切に届ける。この原則さえ忘れなければ、どんな時代が来ても勝ち続けられるはずです。
今回お話しした戦略設計について、もっと具体的に知りたい方は、お気軽にご相談ください。あなたのサイトを分析して、勝てる戦略の軸を一緒に見つけていきましょう。