【マーケターが孫子を独自解読Vol.1】兵とは国の大事なり

兵とは国の大事なり

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孫子の兵法を、マーケター目線で解読する試みを始めました。

実践レベルに落とし込んで独自解説をしていきたいと思います。

はじめは、そもそも事を起こす前に、熟慮すべきことがある、という話。

目次

兵とは国の大事なり

孫子いわく、兵とは国の大事なり、死生の地、存亡の道、察せざるべからざるなり。故にこれをはかるに五事をもってし、これをくらぶるに計をもってして、その情をもとむ。

―――孫子/形編より

意味するところは以下の通り。

戦争とは国家の大事である。国民の生きるか死ぬかが決まり、国家が存続するかどうかの分かれ道であるから、よくよく熟慮しなければならない。だから、5つの事と、7つの算段で比較して、その時の現実を見る。

当時は熾烈な戦国時代ですが、現代もまた、日々生活の糧を得る事業者にとっては、毎日が戦いです。

兵(戦争)を「新規事業」、国家を「会社」に置き換えるとわかりやすいでしょう。

熟慮すべき理由

いわずもがなですが、事業を起こすとき、人の労力、時間、初期投資コストがかかります。

戦時中ではないとはいえ、新規事業の規模が大きければ大きいほど、進むも、戻るも事は大きくなる

失敗できません。

もし、初期投資コストが収支と資産を上回れば倒産です。

会社の死を意味する。

では、どうすればいいか?

孫子は、5つの事と、7つの算段をもって、市場調査しろと言っています。

それが「五事七計」。

実際に、新規事業立ち上げを想定して、組みたたていきたいと思います。

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