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30年前、ホームページ制作というのは一定のスキルを持った人しか作れず、その価値は高かった。
ひとつのサイトに100万円かかるのは当たり前で、ちょっと気の利いたサイトだと何百万とかかります。
現在、ホームページ制作は無料でもそれなりのものが作れてしまう。
理由は、CMS(ホームページ制作ツール)の技術革新と、システムの普遍化。
今後も止まることなく、その進歩発展は続くでしょう。
そうなると、Web制作会社はそれほどたくさん要らなくなります。
特に、ある視点が欠けたホームページ制作をしている場合は、間違いなく衰退する。
「ホームページ制作の相場は安くなる」の嘘
システム構築やデザイン面で、どんどん特殊なスキルが必要とされなくなっているのは事実です。
ですが、ホームページを事業戦略の一部として捉えた時、制作に必要なスキルには、マーケティングスキルが求められることに気づきます。
なぜなら事業を継続発展させるためには、顧客の理解と、応援が欠かせません。
マーケティングとは、徹底した「消費者理解」です。
システムやデザインを構築するプログラマー的スキルの中に、その概念はありません。
マーケティング視点がなければ、ただのゴミ
ホームページ制作に必要なスキルを、プログラマー的スキルとしか考えられない限り、ホームページ制作の価値は下がる一方でしょう。
実際、顧客のことを考えないで作った誰の為にもならないホームページに、価値はありません。
ひどい言い方かもしれませんが、価値がないのならただのゴミです。
そんなサイトを作り続ける限り、ホームページ制作の相場は下がって当然なのです。
価値を上げ続けるWebサイト制作とは?
実は、レストラン事業構想のかたわら、Webサイト制作やWebライティングの事業を起こしています。
この仕事の面白いところは、ホームページ制作を通して、人を成功させることができること。
WEB制作会社の99%は、クライアント様に、どんなホームページにしたいか、デザイン・機能面を重視してヒアリングをするでしょう。
しかし僕のホームページ制作では、直接的には制作に関係のない、クライアントの人生から話を聞きます。
他の誰にも作れないホームページ
これだけ掃いて捨てるほどインターネット上には様々なサイトがあって、検索上位を目指して、たくさんの事業がしのぎを削っています。
成功する為には、その中で突出するか、SNSや口コミなどで徐々に広げていけるか、それともリスティング広告を出して、狙い撃ちするか。
いくつか方法があります。
ですが、外せないのは、いずれの場合も、理想とする顧客が訪れてきてくれた時に、その顧客がサイトに留まり、意図したような導線を通って、顧客になってくれるかどうか。
そこにかかっています。
いくらプログラマー的スキルが高くったって、顧客が分からなければ意味がないのは、お分かりになるでしょう。
独自の便益にフックさせるコミュニケーション
特に僕が力を入れるのは、言葉選びです。
デザインや画像など、目に見えやすい、分かりやすい要素は、真似できます。
でも、言葉選びはそう簡単にいきません。
表面的な言葉は真似られたとしても、それがどこにフックしているかどうかは、相当読み込まないとわからないはずです。
おそらくそれは、クライアント様と積み重ねてきた言葉の数々や、信頼関係にまで踏み込まないと本質は見えないはずです。
僕はそれを、独自の便益にフックさせるコミュニケーションと呼んでいます。
AIやロボットに真似できない
もしかしたら今後、ホームページのキャッチコピーや文言も、AIが自動最適化して、成果のあがる言葉選びをするようになるかもしれません。
でもそこは、まだまだ人間が自らの人間力で勝負できるところです。
もっとネタばらしをすると、クライアント様の強みと顧客が望んでいるニーズを掛け合わせた独自性の創出をヒントに、ロジカルではなく、どちらかというとエモーショナルに組み立てるのがポイントではないかと思っております。
それは人間力を駆使しないと出来ないことですし、時にはクライアント様とぶつかって、険悪なムードになりながらも、より良いサイトを完成さる為に互いに苦行を強いる場面だってあるでしょう。
そんなこと、AIやロボットにはできません。
その分、サイト制作にはかなりの労力を要しますが、他のどこにもないホームページになります。