モノはなぜ売れるのか?

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モノはなぜ売れるのか?

飲食店の場合は、料理、サービスはなぜ売れるのか?

多くの人はこう答えます。

いいモノが売れる。

おいしい料理、良いサービスが売れる。

でも、実際は、いいモノが必ずしも売れてはいません。

おいしいから料理が売れているわけでもなく、サービスがいいから売れるのでもありません。

どうやら、単純に「よさそうに見える」から売れるようです。

どんなにおいしい料理も食べてもらわなければわからない

おいしい料理を作っているレストランはたくさんあります。

経験はありませんか?

こんなにおいしいのに、なぜ流行ってないんだろう?というお店に出会ったこと。

意外と多いと思いますよ。

なぜなら、料理人はいい料理を作ればお客さんが来ると思っているからです。

でも、どんなにおいしい料理を作っても、食べてもらわなければわからないですよね。

だからまずは、「よさそうに見える」ことからスタートしなければなりません。

売り方をどうするか

「よさそうに見える」ようにするには、売り方を工夫する必要があります。

以前「みだくなす」という果物があったそうです。

見てくれの悪いナシ、という意味でした。

でも、味はおいしいし、形はおもしろい、いろんな料理にも使える。

元はヨーロッパからもってきて、地元農家が一生懸命、改良を加えてできたフルーツです。

ということで、農家の人たちは「これは売れるはず!」と思っていました。

ところが、まったく売れません。

名前を変えただけで爆発ヒット

その「みだくなす」ですが、ある人が名前を変えたらどうかと提案しました。

そしてその名前に変えたとたん、爆発的に売れました。

もうおわかりかもしれませんね。

売り出した名前は、「ラ・フランス」。

価格も安くはないのに、まったく売れなかった「みだくなす」が飛んで売れたんです。

どんなにおいしいものでも、よさそうに見えなければ売れない好例です。

10人中8人に売れる表現を探せ!

少しでも興味を持っている人に、こう表現すれば10人中8人売れるキラーフレーズを探すのが重要です。

その探し方については、多くの書籍にも書かれていることです。

「お客様に聞け」。

買ってくれた理由、もしくは買わなかった理由。

それを直接、聞いてみると、お客さん自身の言葉にそのキラーフレーズが眠っていたりします。

ねるねるねるねが売れた理由

ねるねるねるね、というお菓子をご存知ですか?

30年前に販売され、色が変わったりふくらんだりする不思議さが「おもしろい」とうけてヒットしましたが、10年たつと「健康に悪そう」「色が気持ち悪い」と敬遠されるようになりました。

でも、意外や意外、合成着色料とか保存料は使ってなかったんですね。

そこで、着色料、保存料は使ってないことをアピールしたうえで、なぜ、色が変わるのか?膨らむのか?

公開することにしたようです。

これには社内で、大反発があったそうで、色が変わる・膨らむ仕組みについては、ねるねるねるねの肝としてブラックボックス化していました。

ただ、「子供に変なものは食べさせたくない」という親の不安を払拭するために踏み切ったんですね。

リニューアル後、インスタグラムやFacebookでも投稿されたりして、再び大ヒット。

考えたら不思議でもなんでもないのですが、企業秘密としてブラックボックス化していたら、復活はなかったでしょう。

 

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