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あなたは、日々の小さな積み重ねが、どれだけ人生にインパクトをもたらすかご存じでしょうか?
結論を先に言いますね。たとえば、毎日1%の成長を続けると、なんと1年後には約37.8倍にもなります。3倍ではありませんよ。37.8倍です。計算してみてください。計算式は、毎日1%の成長を365日分なので、1.01の365乗ですね。すると、37.7834343……。
これは確かに、計算上の理論です。人の生命活動を数値で正確に測ることは難しいかもしれません。
でも、あるポイントを意識すればこの理論が限りなく再現性の高い理論であることがわかります。僕はこの毎日の1%の積み重ねが、僕のような凡人が才能ある人に対抗しうる、唯一の戦略だと考えているんです。それ以外の勝ち方を思いつきません。
では、そのポイントとは具体的に何なのか?どんなことに対して、時間やお金を投資し、何をすれば良いのか?
この記事では、僕自身が実践している方法を踏まえてご紹介します。
▼概要を140秒にまとめました▼
毎日の小さな変化がもたらす大きな結果
毎日のちょっとした変化が1年後にどれだけ大きな違いを生むか、改めて数値で計算してみましょう。
仮に、毎日まったく成長しなければ、当然ですが1年後もそのまま。1の365乗は当然、1です。しかし、これが1.01に増加すると、冒頭でお伝えしたように1年後には約37.8になります。では、逆に1%後退するとどうなるでしょうか?1が0.99に減少すると、その数値は0.03にまで減少します。0.99の365乗は0.03。
ここで、2人の人物を想定してみてください。
1人は、10分早起きしてプログラミング学習をすると決めて、1年間継続した人。もう1人は、10分夜更かしして寝る前にYoutubeを見てしまう人。10分というのは、活動時間が18時間としたときの0.01%にあたる時間です。この10分の差で、1年後には一方が37.8倍の自己成長をし、一方は、0.03倍に後退すると、その差はどれだけ開くと思いますか?
なんと1260倍です。
毎日10分、プログラミングを勉強した人は、1年後、スキルが身につき、副業でお小遣い稼ぎができるようになり、2年後には年収が3倍になりました。これは実は、僕自身の経験談です。一方、怠けてしまった方の結果はわかりませんが、1年後に好ましい変化があった可能性は低いでしょう。
こうした話は「1.01の法則、0.99の法則」として、進学塾や進学校の先生が夏休み前に生徒に伝えることがあるそうです。僕のような小心者の行動を駆り立てるには効果テキメンですね(笑)
時間とお金と労力を投資すべき1%の積み重ね
しかし、注意しなければならないのは、どんなことに対して、1%の積み重ねをするかです。がむしゃらに努力しても、自己成長や、将来の収入、人生の成功に繋がらなければ無駄な努力になりかねません。たとえば、昔の僕自身がそうだったのですが、ひたすら、労働をしていました。目の前の仕事を高速でこなし、余計な仕事まで勇んでやっていたわけです。
もちろん、無駄ではなかったと思っていますが、大きな成長にはつながっていなかった。毎日15時間労働しても、恥ずかしながら10年たって収入は116%しか増えていなかったのです。僕に欠けていたのは、率直に言えば、時間管理です。どんなことに対して、1%の積み重ねをするかがまったくもって、わかっていませんでした。
未来への投資にどれだけリソースをさけるか?
冷静に考えればわかることですが、将来的な収入増加や自己成長、人生の成功につながることに対して、時間もお金も労力も割かねばなりませんでした。目の前の仕事をこなすことではなかったんです。
現在、僕は自分がどんなことに時間を割いたか管理しています。具体的には、1日の時間を以下の4つのカテゴリに分けているんです。
- 仕事
- 生活
- 未来への投資
- 無駄
この中で最も重要なのが「未来への投資」です。
なぜなら、それこそ、将来的にスキルや資産を向上させ、人生を成功に導く原資となるものだから。1日のうちにどれだけそのための時間を費やせたかが、将来的な成長につながります。そこで僕は、1日のうち最低でも10%、つまり約2時間半をこのカテゴリーに充てるように管理するようにしました。
活動時間の1%は10分ですが、そのくらいの努力は多くの人がしているでしょう。僕はこの10年で、圧倒的に勝ちたいと思っているので、多くの人がやらないレベルまで引き上げることにしました。
才能のない凡人の僕にとって、ここまでやってはじめて「1%の法則」は威力を発揮すると考えています。具体的な手法については、下記の記事を参考にしてください。
誰もやらない面倒くさいことに勝ち筋がある
このような毎日の積み重ねが、なぜ長期的に効果を発揮するのか、その理由はシンプルです。ほとんどの人がこの小さな日々の努力を続けることができません。めちゃくちゃ「面倒くさい」からです。それは、人間にとって本能であり、脳にとっては「必要がなければ努力しない」がデフォルトなんですよね。
しかし、この継続こそが、凡人でも才能ある人に対抗しうる唯一の戦略だと考えています。
世の中には僕より能力の高い人がたくさんいますが、この毎日の習慣を維持することで、時間を最大の味方につけることができます。今は負けていても、将来的に勝てる可能性があります。何といっても、このように戦略的に、実行している人は限りなく少ないのですから。
1%理論を実生活に取り入れる方法
1%の法則は、数値上の理論と捉えるよりも、一貫した正しい努力と継続、習慣化がいかに大きな結果をもたらすかを示す実用的な指針と考える方が良いでしょう。重要なのは、1年で37.8倍成長するという理屈ではなく、1%の積み重ねを怠ることによるリスクと、積み重ねた結果、実現できるかもしれない未来のインパクトです。その落差を意識することが継続のための秘訣と言えるかもしれません。
では、この理論をどのようにして実生活に落とし込むか、僕なりにまとめてみましょう。
- 時間のカテゴライズと管理:
- まず、自分の1日を時間カテゴリで分け、どれだけの時間を各カテゴリに割り当てているかを見直すことをおすすめします。特に「未来への投資」としての時間を確保することが重要です。
- 具体的な目標設定:
- 毎日の1%の成長を実感できるように、小さな目標を設定し、それを達成することに集中します。例えば、新しいスキルを学ぶ、読書をする、運動をするなど、具体的な行動を計画に入れると良いと思います。
- 記録と評価:
- 成長を実感するには、行った活動を記録し、定期的に評価を行うことが不可欠です。これにより、どれだけ成長しているかを客観的に把握し、モチベーションの維持につながります。上記の関連記事でエクセルで記録する方法を紹介していますが、これは本当におすすめです。
- 継続は力なり:
- 「継続は力なり」という言葉が示すように、成功への道は一日の大きな飛躍ではなく、毎日の小さなステップによって築かれます。この継続を支えるのが、1%の法則です。そのモチベーションの源泉として、0.99%の地獄と1%の積み重ねが連れて行ってくれる明るい未来を想像してみると良いでしょう。
きっと、一日一日の変化は、あまり感じられないと思います。でも、3年後、振り返ってみると、びっくりしてしまいます。実際に3年前の記録を読むと、自分が実現したかったことの半分が現実になり、もう半分はただの妄想もありますが、一部は別の形で手にしていることに気付くのです。さらに精度を上げている現在なら、3年後は、今の自分をはるかに超える成長が待っているだろうと思います。
この記事があなたの一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。毎日の1%の積み重ねで、間違いなく人生は変わりますから、共に成長して、良い人生を歩みましょう!