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ドメインとは何かというと「インターネット上の住所」ととらえると良いかと思います。ホームページのURLのことで、当ブログでいえば「zoroya.co.jp」になります。ホームページは、その住所に建てられた家ですね。
ちなみにサーバー契約とは、その住所を自分のものとするために、土地を借りるイメージです。
まとめるとこんな感じ。
サーバー契約する=土地を借りる
ドメインを取得する=住所を決める
ホームページを構築する=家を建てる
ドメインを取得する際に、クライアント様からよく聞かれるのが「どんなドメイン名にしたら良いか?」ということです。
ドメインを決めるときに参考したいこと
もし、ドメインがSEOに影響するなら、ドメインは熟考した方がよいでしょう。ですが先に結論をいいますと「影響はゼロではないが、強くはない」ようです。ならば、ユーザーの立場に立って、わかりやすかったり、覚えやすいものの方が良いでしょう。
ユーザーの利便性を考えることは、結果的に検索順位を上げることが多々あります。
なので、SEO対策としてはあまり気にしなくて良いと思っています。ただし、業界や事業内容によっては、こうした方が良さそうだ、という事例があるので紹介しますね。
キーワードを入れる
明らかに狙っているキーワードがあるとき、ドメイン名にそのキーワードを入れるとSEO対策になる可能性があります。
実際、キーワードはできるなら入れた方が良いという人はいます。
ただ確証はなく、噂にすぎません。
試しにいくつかのキーワードで調べてみると、たしかに1ページ目にはそのキーワードを盛り込んだドメインが出てきたりしますが、ドメインというより、コンテンツの差だと思います。
エリアを入れる
ひとつのエリアに店舗のある事業者さんは、エリアを入れた方が良い場合があります。
たとえば、歯医者さん。
歯が痛くなったときに検索するキーワードは「エリア名」+「歯医者」でしょう。
ドメイン名に「hachiouji」「sapporo」などエリア名が入っていると、URLを見るだけでどこにある歯医者かがわかります。
また、何となく、そのエリアにおいてシェアを占めているようなイメージを抱きます。
業態を入れる
エリアと同様に、業態を入れるとURLだけで何をしているのか分かるのでユーザーにとってプラスに働く場合があります。
飲食店は良い例です。
「izakaya_〇〇.com」というドメインを見て、美容室と思う人はいないし、イタリアンだと思う人もいないでしょう。
短く、覚えやすくする
短くて覚えやすいドメインは、ユーザーが覚えやすかったり、認識しやすいという点で良いと思っています。
ドメインは住所、という考え方に立っても、長くて複雑なものより、短い方が親しみやすいですよね。
トップレベルドメインについて
ドメイン名の「.」で区切られた一番右側をトップレベルドメイン(TLD)と呼びます。
イメージしやすいのは、「.com」「.jp」「.co.jp」などですね。
gTLDとccTLD
TLDには大きく分けて、用途・分野別のgTLD(generic TLD)と国や地域を表すccTLD(country code TLD)の2つがあります。
gTLDは2012年以降に新たに創られたドメインを新gTLDといい、特定の意味を持つものが多いことが特徴です。
SEOに影響あるの?
TLDの種類により、ドメイン取得金額が変わりますが、それがSEO上、影響があるのかというと、まったくありません。
これはGoogleが明言していて、下記のように回答しています。
Q: 新しい gTLD は検索に影響しますか?Google は、新しい TLD が有利になるようアルゴリズムを変更しているのですか?検索において、新しい TLD はどの程度重視されるのですか?
A: 基本的に、新しい gTLD も他の gTLD(.com、.org など)と同じように処理されます。検索において、特定の TLD のキーワードが有利に働くことも不利に働くこともありません。
結論
ドメインについては、結論、ユーザーにとっての見え方を最も気にすべきで、SEO上のテクニックはあまり考えなくて良い、と思っています。