「ぞろ屋式ブログ記事サポートツール」は、ChatGPTの先進的な機能を活用しつつ、ブログ記事の独自性と品質を高めるために開発されました。その最大の特徴は、4つのプロンプト(AIへの指示)を送信するだけで、あなたしか書けない効果的なブログ構成案が完成する点にあります。
実践的な使い方は、下記の通りです。手順に沿って、ご活用ください。
「ぞろ屋式ブログ記事サポートツール」リンクへ
このツールは、ChatGPTを活用したオリジナルツールになります。下記リンクよりお使いいただけます。
ブログ記事発信者のプロフィール送信
ChatGPTが開いたら「あなた(ブログの発信者)のプロフィール」を入力してください。この情報は、記事の方向性とトーンを決定する際に重要となります。あなたの経験や専門性、実績を盛り込んでメッセージを送信してください。具体的であるほど、あなた独自のコンテンツに近づきます。
<プロンプト事例>
僕は、勝てるホームページ制作を得意としているぞろ屋の代表をしてます。借金を抱え大変な時期もありましたが、WEB制作でコツコツと着実に成果を出し続けたことで、日本最大級のクラウドソーシングサービス「ココナラ」で18000件以上のサービス中、有難いことに数十回ランキング1位を獲得しました。ある程度うまくいった秘訣は、トイレ掃除と感謝の習慣かなと考えてます(笑)
ここで伝えた内容、文体が、ブログ記事の個性に繋がるので、あなたならではの内容を盛り込んでください。
狙いたい検索キーワードの送信
狙っている検索キーワードを2-3個送信します。これらのキーワードは、記事が検索エンジンでより高いランキングを獲得するための基盤となります。
<プロンプト事例>
上位検索を狙っているキーワードは「ホームページ 改善 チェックリスト」です。
なお、プロンプトを送る際は「キーワード:ホームページ 改善 チェックリスト」のように条件的な書き方をしない方が、記事の文体が柔らかくなります。どのようなキーワードを選ぶべきか迷いのある方は下記を参考にしてください。
ターゲットの定義を送信
記事を届けたいターゲットを定義します。ターゲットの定義を明確にすることは、適切な見込み客を集客するために欠かせません。見込み客が抱える困りごとを踏まえて、定義いただくと良いでしょう。
<プロンプト事例>
この記事を読んでほしいターゲットは「ホームページを作って1年経つのに、問い合わせメールひとつ来ず、電話も鳴らず、悩んでいる社長」です。
抽象的になりすぎないよう、注意してください。たとえば「ターゲット:ホームページで成果の上がらない社長」というようなプロンプトだと、効果的な記事が作成できません。具体的にターゲットを定義してください。ホームページ作成における正しいターゲットの定義については、下記を参考いただくとより適切なプロンプトが送れるはずです。
ターゲットにとってのベネフィット送信
ターゲットにとってのベネフィットを送信します。この段階では、記事を読むことの具体的なメリットや、避けられるリスクを明確に伝えることが大切です。
<プロンプト事例>
ターゲットにとってのベネフィットは「ホームページからの問い合わせが倍増し、セールスが楽になり、集客の不安が消えホッとできる」ことです。
ベネフィットって何?と思われた方は、下記をご参考ください。
タイトル案の中から、ひとつ選択する
「プロフィール」「検索キーワード」「ターゲット」「ターゲットにとってのベネフィット」を伝えると、下記のように記事のタイトル案を10個提案してくれます。この中から、ひとつ選んでください。
<プロンプト事例>
いいね!では「ホームページ改善で問い合わせ倍増!社長のための必読チェックリスト」のタイトルでお願いします。
なお、ChatGPTからの返答には「いいね!」「少し違います」などのフィードバックを返してあげると、その後のやり取りの精度が上がります。
アイキャッチ画像を確認し、構成案を指示
ChatGPTが記事のアイキャッチ画像を提案してくれます。
なお、画像サイズはSNSで共有されたときなどに最適な「1200×630px」で生成しています。もし、指定のサイズがあればサイズを再指定してください。
提案された画像に異存なければ構成案の作成を指示します。
<プロンプト事例>
いいね!では、この記事の構成案を提案してください。
すると、下記のように提案してくれると思います。
導入部の作成を指示する
構成案が決まれば、次は記事作成の指示を出します。残念ながら、記事を丸ごとライティングしてもらうところまではまだ出来ません。ChatGPTの回答は約2000字が限界です。今後、改善されていくとは思いますが、手間でも1セクションずつライティングを指示してください。
まずは、下記のように導入部の作成を指示しましょう。
<プロンプト事例>
すごくいいと思う!では、導入部を書いてみてください。
問題なければ、次のセクションを書いてもらいますが、修正したいときは「もう少し親しみを込めて書いて」「もう少し、具体的にして」「1000字程度のボリュームで書いて」など要望を伝えましょう。
上記の事例は冒頭にやや違和感がありますが、やり直しさせるより、こちらで微調整した方が早いだろうと思い、訂正はしませんでした。
本文を1セクションずつ作成
続いて、本文を1セクションずつ、書いてもらいます。このとき、注意点があります。「次のセクションを書いて。」だけでも、進めてくれるケースもありますが、具体的に「〇〇のセクションを2000字程度で書いて。」と伝えた方が、精度が高くなります。
たとえば、下記のようにプロンプトを出すと良いでしょう。
<プロンプト事例>
いいね!では、第1セクションの「〇〇」について2000字程度で書いてみて。
なかなか優秀だと思いませんか? 文体も良い感じです。ただ、もう少し、経験を踏まえた内容にしたいと思い、下記のようなプロンプトを伝えました。
<プロンプト事例>
いいね!ただ、もう少し僕の実績を追加したいです。これまでふるさと納税サイトで34万中7位を獲得した返礼品の企画とLPを作って成功させたり、300件以上ホームページを作っている中で、数え切れないほど成果を上げてきたんだ。そうしたことを盛り込んで、書き直してほしい。
すると、さらによくなりました。
なお、プロンプトを出す際は、下記のように微調整してあげると、より意図した記事が仕上がります。
<プロンプト事例>
素晴らしい!では、次のセクション「●●●●●●」を2000字で書いてみて。ただ、〇〇のところは、■■の要素を追加して、××のことは書かなくて良いです。また、プロフィールの**という実績を盛り込んでください。
ChatGPTは、やり取りが長くなると、初めの方の内容を反映してくれないことがありますので注意してください。たとえばプロフィールを反映してほしいところで、盛り込んでいなかったら「プロフィールを盛り込んでもう一度、書いて。」と伝えると良いです。
このように微調整しながら、最後まで書いてもらえば、原稿の完成です。
「ぞろ屋式ブログ記事サポート」を使用する際の注意点
ビジネスで成果を出したい社長にとって、とても有用なツールができたなと思っていますが、すべての業種業態に有用であるとは限りません。また、生成AIの限界といいますか、ChatGPTが苦手とするところを踏まえて、いくつか注意点があります。
下記についてはくれぐれもご留意いただいたうえで、ご活用ください。
ツールを最大限活用するには「ChatGPT Plus(有料)」が必要
ChatGPT無料プランでも「ぞろ屋式ブログ記事サポート」ツールは使えますが、一定数利用すると制限がかかります。制限なく利用するには、有料版を契約する必要があります。とはいえ、月20ドル(2500~2800円前後)ですので、十分な費用対効果はお約束します。記事を外注すれば1記事2円として、5000文字で1万円。このツールを使用すれば、外注するよりも品質が良く、あなたらしい記事を作成できる可能性があります。
また、スマホで使用することもできますが、ChataGPTの専用アプリをインストールしなくてはなりません。使い方からしてもパソコンから操作してもらうことを推奨しています。
専門性が高すぎる分野や最新トレンドには弱い
特定の高度な専門分野や最先端の研究に関しては、詳細な情報や最新の発見を提供することが困難です。特に下記のような業界では、サポートが難しいかもしれません。
- 医療業界:
最新の医療研究、特定の治療法や薬に関する詳細、高度な医学的診断などは専門的な知識が必要です。 - 法律業界:
特定の法律事例、複雑な法的アドバイス、または特定の司法管轄区域における最新の法改正に関する詳細など、専門的な法律知識が求められる場合。 - 高度な科学研究:
特定の科学分野での最先端の研究、未発表の科学的発見、非常に特化した研究領域など。 - 先進技術業界:
人工知能、量子コンピューティング、先端ロボティクスなどの最新の技術進展に関する深い知識。
また「ChatGPT 4」のデータは2023年4月まで(2024年1月現在)の情報に基づいているため、それ以降の最新のニュースやトレンドに関する情報は提供できません。
間違った情報を提供する可能性がある
ChatGPTは完ぺきではなく、時に誤った情報を提供する可能性があります。重要な意思決定や高い信頼性が求められる情報に関しては、必ず他の信頼できる情報源や専門家の意見を参照してください。不確実性がある場合は、追加の質問や他の情報源を利用して情報の検証を行ってください。
最終的な記事の品質はプロンプトが9割
「ぞろ屋式ブログ記事サポート」ツールを利用する際、最も重要なのはプロンプトの質です。プロンプトとは、AIに対して与える指示のことを指し、これが記事の有用性と品質を大きく左右します。良質なプロンプトを設定することで、より精度の高い、目的に沿った内容の記事を生成することが可能になります。
効果的なプロンプトの作成3つのポイント
- 明確性:
具体的かつ明確な指示をすることが重要です。例えば、「ターゲットにとってのベネフィットは「ホームページからの問い合わせが倍増し、セールスが楽になり、集客の不安が消えホッとできる」ことです。」といったように具体的なプロンプトを出してください。 - 詳細性:
プロフィールにおいては特に、文体のトーン、スタイル、言葉遣いなど、できる限りあなたらしい姿勢と、特徴的な内容を伝えてください。その詳細性により、精度の高い、個性ある記事を生成することが可能になります。 - フィードバックの活用:
「いいね!」「少し違います」「違います、私が伝えたいのはこうです」など、フィードバックをプロンプトに反映させることで、より意図する内容へと改善できます。単純なコピペではなく、ChatGPTからの返答を読んで、フィードバックをするようにしましょう。
「ChatGPT」は意外と忘れっぽい
ChatGPTの特性として、やり取りが長くなると最初に定義したプロンプトを忘れているケースがよくあります。残念ながら「ぞろ屋式ブログ記事サポート」でも、それは免れません。
発信者のプロフィール、検索キーワード、ターゲット、ベネフィットを定義して、それらの要素を盛り込みながらライティングを進めるプログラムを組んでいますが、やり取りが長くなればなるほど、漏れが発生してしまうようです。
そんなときは、下記のようなプロンプトを送ってみてください。
<プロンプト事例>
発信者のプロフィール、検索キーワード、ターゲット、ターゲットのベネフィットは覚えてる?もう少し、プロフィールを盛り込んで書き直してみて。
そうすると、何事もなかったかのように思い出してくれます(笑)
第三者への配布は厳禁
「ぞろ屋式ブログ記事サポート」ツールは無償提供しておりますが、第三者への配布はお控えください。