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情報爆発社会において、新しくスタートさせたホームページが、検索上位を狙う場合、検索ボリュームの大きいキーワードで上位になるのは、至難の業です。
というか、狙わない方がいい。時間が膨大にかかるわりに、それなりの成果が得られるのは数年経った頃でしょう。
しかもこの状況は、AIが検索の主役になってから、さらにはっきりしてきました。ChatGPTやGoogleのAIが「答え」を先に出してしまう時代です。みんなが狙う王道のキーワードほど、強いサイトと大量の記事に埋もれて、新しいホームページの出る幕がありません。
だからこそ、ズラす。正面からぶつからず、まだ誰も拾っていない言葉のすき間を狙う。これが、お金も歴史もない小さなサイトが勝てる、ほぼ唯一の道だと僕は思っています。
僕が考える狙い方は、ポピュラーワード×社会的ワード×未認知ワードの3つの掛け算。いずれも僕の造語なので、ひとつずつどういう意味かご説明します。
ポピュラーワード×社会的ワード×未認知ワードの3つの掛け算で攻めろ
ここでお伝えするのは、正当なSEO対策としてのキーワード選定というよりは、その考え方です。ときには正当な手法ではなく、奇策が良いこともある。きちんとしたSEO対策の記事に関しては下記を参照ください。


※なお、前提として<八王子でイタリア料理をする際の集客目的>で事例を挙げています。
ポピュラーワードの定義
いわゆる検索ボリュームの高いキーワードを、ポピュラーワードとします。誰しもその商品サービスを検索するときに思い浮かぶキーワードと考えてください。
SEOのキーワードに入れる理由は、まさに検索ボリュームが多いから。いくらニッチを選択すると言ってもそもそも母数の少ないニッチでは収益をあげられません。
ポピュラーワードの事例
八王子のイタリア料理店が集客目的で、選定するなら、
ランチ、ディナー、居酒屋、イタリアン…..etc
こんな感じです。
社会的ワードの定義
社会の流れを反映させたキーワードのことを、そう呼んでます。
社会的ワードを入れるのも、ポイントがあります。その時点で検索ボリュームの多いワードは、社会的ワードでありながら、ポピュラーワードです。
そうではなくて、将来的にボリュームがあがりそうなワードを選ぶこと。難しいかもしれませんが、目に映るたったひとつの事象で良い、未来がどうなるのか、想像すると見えてくるものです。
社会的ワードの具体事例
新型コロナウイルスの影響は、良い事例です。緊急事態宣言が発令され、今後どうなるのか、冷静に考えられた人は実際、成功しています。
人が家から出ない⇒食事はどうするんだろう?⇒外出もままならないとなると・・・⇒テイクアウトや通販が流行る?⇒そういえば、ウーバーイーツが最近話題になってきてるな・・・⇒エリア拡大するかも!?⇒都心を中心に拡大してるから、もしかして地方でも中心的な都市にはウーバーイーツが参入してくるんじゃないかな。
と考えていくと、まだサービスのエリアになっていない「八王子+ウーバーイーツ」というワードが出てきます。
もうひとつ、最近の例も出しておきます。2026年の今なら、社会の一番大きな流れはAIです。
飲食店を始める人が増えてきた⇒メニュー撮影や予約対応に手が回らない⇒AIに任せられないかな?⇒そういえば「AIで予約を受ける店」が出てきたな⇒これ、行く前に下調べする人が検索しそう⇒「八王子 AI予約 イタリアン」みたいな言葉、まだ誰も狙ってないんじゃ?
……というふうに、今の社会の流れ(AI)と自分の商売をつなげると、数年後にボリュームが伸びる社会的ワードが見えてきます。コロナのときと、やっていることはまったく同じです。
未認知ワードの定義
未認知ワードは、その言葉通り、あまり認知されていないキーワードです。
認知されていない、というのはターゲットユーザーにとって未認知であれば、ターゲット以外に認知されていても未認知ワードと言えます。新しいレストランなら、自分の店名でもいいかもしれません。それならまだ認知されていない。
ですが、その場合、認知されてから速度は遅いので、もう少し工夫した方が成果がでるまでの期間が短いでしょう。
未認知ワードの具体事例
まだ認知されていない自社レストランの名前は、未認知ワードです。あるいはちょっと奇策すぎますが、ポピュラーワードをほんの少しひねること。
ウーバーイーツなら、ウーパーイーツとか。
そうやって検索する人も、中にはいそうじゃないですか?
または、昼や夜のテイクアウトが一般ですが、イタリアンで朝からテイクアウトをしているお店はありません。そこで思い切って、
早朝テイクアウト
なんてキーワードを作っても面白いかもしれません。


ポピュラーワード×社会的ワード×未認知ワードの3つの掛け算


では、掛け合わせてみましょう。
ポピュラーワード×社会的ワード×未認知ワードの3つの掛け算です。
ポピュラーワード➡八王子,イタリアン
社会的ワード➡ウーバーイーツ,コロナ
未認知ワード➡早朝
こうした記事があれば、ウーバーイーツが八王子までエリアを広げた時に、アクセスされる確率が高まります。ユーザーが朝に検索した時には、かなりの確率で上位検索でしょう。
【2026年版】AI検索の時代に、この掛け算がもっと効く理由
ここまでは、人間がGoogleで検索する前提の話でした。でも2026年の今、検索の入口はAIに移りつつあります。ここで僕がお伝えしたいのは、この3つの掛け算が、AI時代になってむしろ強くなった、ということです。
AIO(グーグルのAI回答)に引用されるためのニッチワード
AIOは、Googleの検索結果の上に出てくるAIの要約です。ここに引用されると、一気に目立ちます。ただ、王道のキーワードはすでに大手が答えを握っていて、AIもそこを参照します。
でも「八王子 AI予約 イタリアン」のような、誰もまだ書いていない掛け算ワードはどうでしょう。その問いに答えている記事が、あなたのサイトしかない。AIは参照先を選びようがないので、あなたの記事を引くしかなくなります。これがニッチワードの強さです。
GEO(ChatGPTやPerplexityでの引用)に効くニッチワード
GEOは、ChatGPTやPerplexityといった生成AIに、自分の情報を引用してもらうための考え方です。AIOがGoogleのAI回答向けなのに対して、GEOはAIチャット向け、と分けて考えてください。
生成AIは、具体的で、他にない一次情報を好みます。「早朝テイクアウト」や「八王子 AI予約」のような、現場から生まれた具体的な言葉と、それを丁寧に説明した記事は、AIにとって「ここにしか書いていない答え」になります。みんなが書いている一般論は、わざわざ引用する理由がありません。
つまり、人間相手でもAI相手でも、勝ち筋は同じです。「みんなが狙う言葉」ではなく「あなたしか答えていない言葉」を持つこと。掛け算でつくるニッチワードは、その答えそのものです。
では、どうやって掛け算ワードを見つけるか【3ステップ】
考え方はわかった、で結局どうやるの?というところを、手順にしておきます。


- まずポピュラーワードを書き出す。お客さんがあなたの商売を探すとき、最初に打ち込む言葉です。八王子なら「八王子 イタリアン」「八王子 ランチ」。検索の母数を確保する土台になります。
- 次に社会的ワードを乗せる。今の社会の流れ(2026年ならAI、無人化、値上げ、健康志向…)と自分の商売をつなぎ、数年後に伸びそうな言葉を予想します。
- 最後に未認知ワードでひねる。まだ誰も使っていない言い方、自分の店名、少しズラした造語。「早朝テイクアウト」のように、自分で言葉をつくってしまってもかまいません。
あとは、この3つを掛け合わせた言葉で、短くてもいいので記事を1本書いておく。社会がその言葉に追いついたとき、先に書いていたあなたの記事が、人間にもAIにも最初に見つけられます。
まとめ:すき間は、先に書いた人のもの
大きいキーワードを正面から狙うのは、体力勝負です。後から入ってきた小さなサイトには分が悪い。だから僕は、ポピュラー×社会的×未認知の掛け算で、誰も狙っていない言葉のすき間を、先に取りにいきます。
しかもこのやり方は、AI検索の時代になって、むしろ効くようになりました。あなたしか答えていない具体的な言葉は、GoogleのAIにもChatGPTにも「引用するしかない答え」になるからです。
こうしたキーワード設計から、AIにも人にも選ばれるホームページの作り方まで、ぞろ屋では現場で実際にやってきた方法をお伝えしています。自社の掛け算ワードが思いつかない、という方は、気軽に相談してください。

