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ショート動画作成に何時間もかけていませんか?
あるいは、Instagramのリール動画やTikTok、YouTubeショートなどを作りたいな、と思いながら、忙しすぎて手が出せないでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。特に、フリーランスや個人起業家、スモールビジネスのSNS担当者の方には共感して頂けるかと思います。
そんなみなさんに試してほしいのが、AIを駆使した動画編集ソフト「Vrew」です。台本さえあれば、自動で動画と字幕、音声、BGMまでものの数分で作成してくれます。そこからカスタマイズするとしても、慣れてくれば10分でそれなりのショート動画が作れるようになるでしょう。
そこでこの記事では、Vrewを使って、さくっとショート動画を作成する方法を解説します。実際にビジネスの現場において、即実践できる、使えるノウハウを共有しますので、ぜひ最後までご覧になってください。
Vrewでできること3選
まずは、コンテンツ制作において、どのように使えるのか。Vrewの機能を3つに絞ってご紹介します。
1. 台本から音声、BGM、字幕付き動画を作成
テキストベースの台本があれば、それだけで、音声、BGM、字幕付き動画が数分で作成できます。あるいは、後ほどご紹介するように、Vrewでテーマを入力して、台本を作成てもらえば、言葉通りアッという間に動画が完成。
他にも、ブログ記事をChatGPTで要約してもらい、それをコピペするだけで、短時間で要約動画ができてしまいます。コンテンツ制作に時間をかけられない方にとって最も便利な機能です。この記事では、この機能を軸として解説しますね。
なお、ブログ記事の要約動画を作る方法は以前に解説したのでこちらも参考ください。
2. 動画を取り込んで字幕付き動画を作成
スマホやGoPro、デジカメで撮影した動画ファイルを読み込むだけで、字幕付き動画が自動で完成します。それに加え、無音部分のカットや、BGMの挿入、敏感なエフェクトの追加も可能。この機能は、ちょっとした編集を実現したい方に最適です。
3. 音声から字幕付き動画を作成
たとえば、スマホで音声を録音しておき、後でそれを読み込めば、字幕付き動画が作成できます。話すのが得意な方にとって最高の機能です。スキルがなくても、思いついたことを録音しておき、後で動画化することで、コンテンツ制作にかける時間を大幅に削減できることでしょう。
なお、Vrewで作成した動画は商用利用可能なので、ブログ、Youtube、SNSで利用できます。
Vrewを使ったショート動画作成の基本ステップ
それでは、さっそく、Vrewでショート動画を作成をするステップを解説していきますね。ここでは、テキストから動画作成する方法をお伝えします。
まずは、Vrew公式サイトにアクセスして、「無料ダウンロード」してください。
基本的な機能は無料で使えますが、AI音声や画像生成に制限があります。また、ウォーターマーク(ロゴ)が削除できないので、インスタグラムやYoutube、TikTokへの活用を考えておられるなら、有料プランにしていただく方が良いと思います。Lightプランだと月額1090円(2025年1月現在)です。
インストール出来たら、次の3ステップで、さっそく動画を作成してみてください。
台本作成
「テキストから動画を作成」を選択。
「ショート 9:16」を選択。
「スタイルなしで始める」を選択。
作成したいショート動画のタイトルを入力して、「AIで作文」を選択。これで台本完成です。必要に応じて、調整してください。
スタイルを調整
右のコマンドから以下を調整します。
AI音声:
朗読のありなしと、音声モデルの選択。
画像&ビデオ:
画像は、色調や画風を選択(指定がなければすべての色/写真)。フリービデオは使用するかしないか、ミュートはしておいた方が良いでしょう。
BGM:
背景音楽をつけるかつけないか、ジャンルの選定。
選択出来たら「完了」ボタンを押して、動画作成。これで、数分で動画ができます。
動画をカスタマイズしてエクスポート
字幕の調整や、BGMの変更、カット、再生スピードの調整など、好みにカスタマイズします。
調整できたらエクスポートして完了!
以上のステップで出来た動画がこちら。
ここまでかかった時間は、たった6分でした。凄いですよね。
しかし、このショート動画に独自性や、新しい発見があるかというと…、ありません。全く面白くないと思います。その原因は、やはり、動画の台本。シナリオです。
そこで、もう少し、見る人の関心を引き、自身のコンテンツとして少しでも効果的な、実践的なョート動画を短時間で作成する方法をお伝えしましょう。
見込み客の信頼を集める効果的なショート動画シナリオ作成方法
そもそも、なぜ、ショート動画を作成して、発信するのか。本来は、コンテンツ制作の目的や、誰に届けるべきなのかを明確にする必要がありますが、そこからお伝えすると本が一冊かけてしまうので、ここではコンテンツ制作の目的を「見込み客の信頼を集めるため」と定義させていただきます。
そのうえで、効果的なショート動画を作成するには、SEOを考えるときに重要な「E-E-A-T」を考慮すると良いでしょう。E-E-A-Tは、英語で「経験」「専門性」「権威性」「信頼性」としたときの頭文字を取った概念で、Googleの検索上位を狙う際に欠かせない要素となります。
その中でも最重要で、軸となるのが「信頼性」。ホームページだけでなく、SNSやYoutube、電子書籍などでも、「経験」「専門性」「権威性」のベクトルが「信頼性」に向かうときに、見込み客の評価が高まるとかんがえているのです。これはカンタンな図にすると、下記のような感じです。
より詳しく知りたい方は下記の記事も参考にしてください。
台本にこだわることで、コンテンツの質が上がる!
ショート動画の質を上げるには、台本、シナリオにこだわること。僕自身もまだまだ偉そうに言える立場にはないのですが、たとえ見込み客やフォロワーの数が少なくても、強い信頼関係を築いていくことで十分にビジネスを持続させることは可能だと考えています。むしろ、フリーランスや個人起業家、スモールビジネスにおいては、少数の見込み客と質の高いコミュニケーションを取る方が、圧倒的に経営効率が良い。集客は少なからずお金がかかりますし、関係の薄い見込み客を広く集めても、クレームやトラブルに繋がり、かえって大事な時間を奪われてしまうことになりかねません。
結論、ショート動画を作る前にシナリオの質を高めましょう!ということです。
質の高いシナリオ作りを効率よく作るコツ
それでは、いかにして、質の高いシナリオを作るのか。そして、誰でも作れるショート動画ではなくて、どうすれば短時間で、効率良く、見込み客の信頼を集めるコンテンツが作れるのか。
以前はこうした技術を伝えるのが困難でしたが、今は、ラクチンですね。そうです。ここでは、ChatGPTを活用して、シナリオ作りのコツをご紹介します。まずは、以下のプロンプト(ChatGPTへの指示)で試してみてください。
あなたはジョセフ・シュガーマンのような世界最高クラスのセールスライターです。次の条件をもとに、見込み客の信頼を集めるショート動画のシナリオを作成してください。なお、アウトプット形式はナレーションのみで構いません。ただし、ターゲットを一瞬でひきつける、ごく短いタイトルは提案してください。
#動画の長さ:1分
#ターゲット:(こんな問題や悩み)を抱える(対象顧客)
#テーマ:(あなたが発信したいテーマ)
#発信者の経験・専門性・権威性:(あなたの経験・専門性・権威性、あるいは個性など)
#文体・スタイル:(シナリオのスタイル)
例として、以下のようなプロンプトで提案してもらいました。
あなたはジョセフ・シュガーマンのような世界最高クラスのセールスライターです。次の条件をもとに、見込み客の信頼を集めるショート動画のシナリオを作成してください。なお、アウトプット形式はナレーションのみで構いません。ただし、ターゲットを一瞬でひきつける、ごく短いタイトルは提案してください。
#動画の長さ:1分
#ターゲット:マーケティングに苦手意識のあるフリーランス
#テーマ:マーケティングの基礎知識
#発信者の経験・専門性・権威性:WEB制作実績300件以上、ココナラで100回以上WEB制作ランキング1位獲得、年商1億以下のスモールビジネスが着実に成果を上げるホームページ作りが得意
#文体・スタイル:親しみがあり、ユーモラスな感じ
上記のプロンプトで、出てきた結果がこちらです。
これだけでも、VrewのChatGPTで台本を作るより、良いシナリオが作れますが、一度のアウトプットでは、満足のいくシナリオが出てこないケースも多いでしょう。そんなときは、もうワンクッションかませてみてください。あなたの好みのスタイルでアウトプットしてもらうように、指示します。
たとえば「村上春樹のような例えを交えてみてください」「もっと具体的に、エモーショナルにお願いします」「専門性が際立つようにしてください」「自慢になり過ぎたので、もう少し抑えてください」などと微調整していくことで、精度があがります。
上記に対しては「村上春樹のような例えを交えてみてください」としてみました。そうして出来たシナリオがこちらです。
このように微調整しながら、あなたの見込み客が関心を持ちそうなシナリオ作りを心がけてみてください。見込み客の信頼を高めるのが目的なら、ポイントは「E-E-A-T」です。
なお、お伝えしたプロンプトはあくまで一例です。僕自身、上記のほかにも様々な切り口で、アイデア出しをしています。慣れてきたら、プロンプトを試行錯誤しながら、あなたならではの、オリジナルのプロンプトで作成することをおすすめします。
それでは、次に、このシナリオをVrewで動画にし、動画編集によって、効果を高めていきましょう。
Vrewで効果的なショート動画を作るカスタマイズ法5選
ここからは、ChatGPTを活用し、作成したシナリオをVrewで動画化した事例をもとに、その動画の効果を高める編集テクニックを3つお伝えします。
まずは、先ほど、ChatGPTで作成した台本をVrewに落とし込んでみます。
タイトル作成
動画を見てもらえるかどうかは「つかみ(=フック)」が決め手となります。
たとえばインスタグラムのリール動画の場合、タイトルを入れておくと、プロフィールに投稿一覧が表示されたとき、見てもらいやすくなると思います。
下記に、タイトルを挿入した事例を紹介しますね。
速度調整
作成した動画が1分を超えると、Youtubeショートではアップロードできません。そんなときは、コンテンツを削っても良いのですが、速度調整するのも良い方法です。TikTok動画ではむしろ、早い方が見られるケースがあります。
上部タブの「編集」から「クリップ選択」>「全体クリップ」を選択します。
上部タブの「効果」>「倍速効果」>「速度」で調整してください。なお、メモリを移動させると、1.25倍速、1.5倍速、1.75倍速、など0.25倍速単位でしか調整できませんが、「1.1」と直接入力することもできます。
BGM調整
BGMはVrewの中でも使用できる楽曲がたくさんあります。
上部タブ「挿入」>「BGM」を選択し、右コマンドから好きな楽曲を選択して「挿入する」ボタンを押してください。
ただし、新しいBGMを挿入したら、前の楽曲は削除する必要があります。
「♬マーク」を選択し、該当の楽曲を削除しましょう。
また、デフォルトでは音量が「50」になっていて、やや大きいので、ショート動画には20~30くらいがおすすめです。BGMがうるさいな、と思ったら「♬マーク」を選択し「音量の調整」から、ボリュームを調整してください。
オリジナル画像・動画挿入
自動で当てはめてくれた画像や動画に不満があるときは、簡単に交換できます。あまり手間をかけると本末転倒ですが、オリジナル画像や動画があればぜひ使用してください。
交換したい画像を選択肢し「交換」を押します。
作成したい画像を打ち込んで、「1枚の画像を生成」ボタンを押すと、AIが自動生成してくれます。
同時に、右側にフリーで使える画像や動画のリストが表示されるので、そこから選んでも構いません。
ちなみに、Midjourneyのようなアート性は乏しいですが、自分の描きたい傾向のイメージを補足して、画風から近いスタイルを選ぶと、よりユニークな画像が作られる可能性があります。
ちなみに、画面幅まで画像や動画素材を埋めたいときは「埋める」を選択してください。
続いて、「カット」を選択すると、デバイス幅まで拡大してくれます。
文字の効果(アニメーション)
字幕のアニメーションの調整も簡単です。
上部タブ「編集」>「クリップ選択」>「全体クリップ」を選択します。タイトルにアニメーションを付けない場合は、タイトルだけチェックを外してください。
次に、上部タブの「書式」>「効果」から好みのアニメーションを選択します。ショート動画には「ポップ」は使いやすいかなと思います。
まとめ:10分以内に完成したショート動画
仕上がった動画をシェアしますね。制作時間は台本作成も併せて10分かかっていません。
このように、Vrewを使えば10分で、効率良くショート動画が作れてしまいます。
なお、今回はいかに効率よく、そこそこの動画が作れるかを解説するための記事でしたので、シナリオ作成について深掘りしませんでしたが、これからの時代は何を語るか?他の人が語れないことを語れるように、自己研鑽していくことが極めて重要になると考えています。
以上、ご参考になれば幸いです。