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ホームページを作成したら、MEO対策をすることが重要になってきました。
MEOとは「Map Engine Optimization」の略で、つまり、Googleマップの検索で上位表示されるように対策を行うことです。とはいえ、店舗型ビジネスでない場合や、オンライン販売などの事業では、必要でない場合もあります。
※また、リスクを考慮し、あえてMEO対策をしない、という選択肢もありますが、それについては後述。
MEO対策が有効になるのは、こんな事業です。
MEO対策が有効な事業
- 店舗型ビジネス(飲食店、美容室、小売店、ショッピングセンター、サロンなど)
- 地域密着型ビジネス(建築・塗装、運送、葬儀屋、士業、便利屋など)
- 地の利型ビジネス(農業、水産業、食品メーカーなど)
- エンターテイメントビジネス(水族館・テーマパーク・映画館など娯楽施設、パチンコなど)
- 医療ビジネス(病院、個人医院、介護など)
- 教育・習い事ビジネス(英会話、塾、ヨガスタジオ、ジムなど)
- その他施設(公共施設、公園、保育園、学校など)
来店型ではなくても、マップ検索でそこにあるとアピールするだけで何らかのメリットがあるなら、有効です。
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なぜ、MEO対策がWEB集客に有効なのか?
通常、作って間もないホームページがウェブ検索で上位表示になることはありません。
ところが、2021年12月にGoogleが行ったローカル検索エンジンのアップデートで、ユーザーが検索している位置情報に基づいて、適切な検索結果を表示するようになりました。つまり、SEOトップ表示の人気店よりも、ユーザーが検索する位置情報によってはグーグルマップ上で上位検索されるということです。そのため、ターゲットユーザーが検索する商圏内の限られた店舗・会社の中から選ばれれば、勝てちゃうわけです。
SEO対策で上位検索されるには一定の期間と、努力が必要ですが、MEO対策なら近隣のユーザーにいち早く、見つけてもらえます。MEO対策が有効な事業にとっては、画期的なことではないでしょうか。
試しに、お手持ちのスマホで「イタリアン」とグーグル検索してみてください。SEOの検索表示より上に、グーグルマップの検索結果が表示されているはずです。
Googleマップ上位検索における3つの仕組み
具体的な対策をお伝えする前に、グーグルマップの検索結果に表示される順位がどのように決まるかについて簡単にまとめておきますね。順位決定の仕組みについて、Googleの公式サイトでは下記3つの評価で決まると書かれています。
グーグルマップ検索結果のランキングが決定される3つの仕組み
- 関連性
- 距離
- 視認性の高さ
関連性とは
関連性とは、検索語句とローカル ビジネス プロフィールが合致する度合いを指します。充実したビジネス情報を掲載すると、ビジネスについてのより的確な情報が提供されるため、プロフィールと検索語句との関連性を高めることができます。
Google公式サイトからの引用
関連性とは、ユーザーが「イタリアン」というキーワードで調べた時に、後述する【Googleビジネスプロフィール】の説明文や投稿、口コミなどに「イタリアン」というキーワードや、イタリア料理、パスタ、ピザなどの関連ワードが含まれているかどうか、ということになります。
大事なのは、お客さんが検索するキーワードを想定して、説明文や紹介文を作ること。高級店だからといって「イタリアン」というワードをいれず「リストランテ」としか記載がないのは、MEO対策としてはよくありません。
距離
距離とは、検索語句で指定された場所から検索結果のビジネス所在地までの距離を指します。検索語句で場所が指定されていない場合は、検索しているユーザーの現在地情報に基づいて距離が計算されます。
Google公式サイトからの引用
この距離が、ホームページを作って間もなかったり、新規事業の場合、有利に働く評価基準です。検索するユーザーの位置情報や、検索したキーワードに地域名が含まれると、その「場所」の商圏内の店舗・会社がグーグルマップに表示されます。
そのため【Googleビジネスプロフィール】の住所はしっかりと入力しておきましょう。
視認性の高さ
視認性の高さとは、ビジネスがどれだけ広く知られているかを指します。ビジネスによっては、オフラインでの知名度の方が高いことがありますが、ローカル検索結果のランキングにはこうした情報が加味されます。たとえば、有名な博物館、ランドマークとなるホテル、有名なブランド名を持つお店などは、ローカル検索結果で上位に表示されやすくなります。
Google公式サイトからの引用
ビジネスについてのウェブ上の情報(リンク、記事、店舗一覧など)も視認性の高さに影響します。Google でのクチコミ数とスコアも、ローカル検索結果のランキングに影響します。クチコミ数が多く評価の高いビジネスは、ランキングが高くなります。ウェブ検索結果での掲載順位も考慮に入れられるため、検索エンジン最適化(SEO)の手法も適用できます。
「視認性の高さ」の項目は、新規店舗にとって不利な評価基準です。ホームページを作って間もないと、インターネット上での知名度は皆無。新規開店の店舗・会社ですと、オフラインでの知名度もないので、グーグルマップ上の評価は低くなってしまいます。これをできる限り、向上させるためには、ホームページを登録し、そのホームページを育てることで価値を高め、SNSやブログなどで流入を増やしていく努力が求められます。
それでは、次に、MEO対策においておさえるべき4つのポイントを解説します。
【誰でもできる】MEO対策において、おさえるべき4つのポイント
とはいえ、MEO対策は、SEO対策に比べ難しくありません。以下、4つを最低限おさえればひとまずOKだからです。
1.Googleビジネスプロフィールに登録する
Googleビジネスプロフィール(旧:Googleマイビジネス)の登録にはGoogleアカウントが必要です。個人でも登録は可能ですが、会社(店舗)専用のアカウントを作られることをおすすめします。
アカウントをお持ちでない方は、下記Googleの公式ページよりアカウント登録を行ってください。
既存事業の場合、すでにGoogle側によって、Goggleビジネスプロフィールの登録がしてあるかもしれません。確認する方法は、グーグルマップで自社の店舗名・屋号を検索するだけ。登録されていれば、検索結果で出てきます。
その店舗情報内に「ビジネスオーナーですか?」と出るので、そこをクリックして登録を進めてください。登録されていない場合は、「●●」は見つかりませんでした、と表示されます。
Googleマイビジネスの登録がない場合
新規事業などで、まだGoogleマイビジネスの登録がない場合は、下記から登録できます。
2.Googleマイビジネスの情報を正確に登録する
Googleマイビジネスは以下のような情報を充実させることができます。
- 店舗名・会社名・事業所名
- 業態
- 住所
- 電話番号
- HP情報
- 営業時間
- 写真
それぞれを、正確に登録してください。
ここで大事なことは、基礎情報をホームページと一字一句同じにすること。特に「店舗名・会社名・事業所名」。写真も、ホームページで使用している画像を使用すると良いです。
ユーザーの立場に立って、どんな写真があると訴求力があるかを考えて登録してください。
飲食店であれば、よだれが出そうな美味しそうな画像はもちろんですが、お店によってはスタッフの明るい笑顔や店内の雰囲気を登録すると良いでしょう。店舗型ビジネスの場合、ユーザーは「どんな人がいて、どんな雰囲気なのか」気にします。
たとえば「八王子 イタリアン」で検索すると下記のような結果となりました。
画像がいかに大事かわかりますよね。表示されるのは、ユーザーが投稿した画像や自社で指定した画像のうち、Googleがユーザーにとって最適であると判断した画像がサムネイル表示されるようになっているようです。
早ければ3日程度で、登録内容が反映されるようになります。
3.口コミを増やす
MEOにおける掲載順位を決定する要素の他の基準として、口コミの多さが重要な基準となっているようです。
口コミで良い評価が多いことはもちろんですが、その数が多いほど、ユーザーがお店選びをするときに参考になると判断されます。良い口コミは、他のユーザーに自信を持って情報提供できるサービスと判断され、優先的に上位に表示される可能性が高くなります。
口コミの注意点
ただし、絶対に、やってはいけないことがあります。
それは、自分、あるいは身内、自社スタッフなど関係者で投稿しないこと。良い口コミを増やしたいと思って、そういうことをすると、ペナルティが下されるようです。
実際、検索上位のサイトが一瞬で検索圏外にまで落ちることは珍しくありません。Googleの検索機能はとても賢くなっていて、自分の違うアカウントで投稿しても、関係のない身内に投稿してもらっても、わかってしまう場合あります。
せっかくコストと時間をかけて作ったホームページが圏外になっては、意味がありません。
口コミを増やす方法
口コミを増やすには、良い口コミを書いてもらえるよう、常に品質・サービスを向上し、投稿してくれたら、コメントに対し丁寧に、誠実に返信すること。
これに尽きます。
Googleマイビジネスの口コミを増やす方法に奇策はない、と思った方が賢明です。上記、注意点で解説したようにリスクはあっても、持続性はありません。
顧客に期待以上の価値を届ける努力を怠らず「よろしければ感想をいただけると嬉しいです」とコツコツ促すのが上策。よこしまなことを考えず、正しく事業を行っていくしかありません。
悪い口コミへの対処法
ただ、どんなに誠意をもって仕事をしていても、悪い評価がつくことはあるでしょう。
店舗型ビジネスの場合は、避けようがありません。また、競合他社による嫌がらせや、故意に評価を落とそうとする人もいます。口コミは自分で削除はできませんが、明らかに嫌がらせや故意であるなど悪質な場合、Googleに報告してください。
投稿コンテンツに対し、Googleはポリーを設けていますので、あてはまる場合は削除してくれます。
●Googleマップユーザーの投稿コンテンツに関するポリシー
口コミを自社ホームページに埋め込む
なお、Googleマップの口コミは、ホームページへ埋め込むこともできます。
詳しくは下記をご覧ください。
4.インターネット上の露出を増やし、コンテンツを投稿する
Facebook、Twitter、Instagramなどの各種SNSや、ホームページのブログ、その他ブログサイト、大手ポータルサイトなど、情報サイトに露出させることで、Googleは「人気があり、他のユーザーに自信を持って情報提供できるサービス」と判断します。
なお、各種基礎情報は、Googleマイビジネスに登録した情報と同様、ホームページをベースに、一字一句同じにすることが重要です。また、Googleマイビジネスでは、情報発信することも可能です。
「最新情報」「イベントを追加」「特典を追加」「商品を追加」と分類されていますが、どれでも良いので、定期的に発信を続けることで、評価が上がる可能性があります。
各種SNSやブログなど、なかなかすべてに手が回らない事業所は多いでしょう。
そんな時は、ホームページの更新情報のついででいいので、エッセンスだけでも「最新情報」であげてください。
MEO対策でやってはいけいないこと
お伝えしたように、MEO対策では不正行為は厳禁です。
特に口コミの偽装はペナルティの対象となり得ます。Googleは膨大なビッグデータの中から不正を見抜き、サイトを検索結果から除外することも実際に起こります。Googleは、ユーザーの立場に立ってコンテンツを作ればすべてうまくいく、という考えを持っているので、自社のビジネスがどのようなユーザーの役に立ち、どのようなコンテンツを作るのか、どう伝えるのかを考えれば、自ずと本質的な対策が見えてくるでしょう。
業者による小手先のテクニックも無効
以前は、SEO対策などを手掛ける業者が、Googleアカウントをたくさん作って、クライアントの口コミを上げる施策を取ることで上位表示することが可能でしたが、それも通用しなくなりました。
小手先のテクニックではなく、顧客と向き合い、良いサービスを提供し、誠実に運営することが結局、最良の対策といえるでしょう。
MEO対策をあえてしない、という選択について
はじめにマップ検索でそこにあるとアピールするだけで何らかのメリットがあるなら、有効とお伝えしましたが、そうしたエリアによるメリットがない事業では、必要ありません。
それと、競合があまりに多く、口コミ以外の差別化の難しい事業では、悪い口コミを書かれるリスクを考えてGoogleマイビジネスに登録しない方が賢明な場合があります。
たとえ、マップ検索で店舗や会社が表示され、悪い口コミを書かれたとしても、Googleマイビジネス内の情報が少なければ、信頼性は下がります。
たとえばラーメン屋、美容室、歯医者などの激戦区で、グーグルマップ内の口コミで判断されるようなエリアは、MEO対策を行わない方が良いかもしれません。
それよりも、自社ホームページを強くして、グーグルマップ経由で来る顧客を想定しない集客の仕方に力を入れた方が、時間もコストも無駄にしないと思います。
MEO対策が有効になるケースが多いのは確かですが、あえて、MEO対策をしないという選択肢もあるので、中長期でお考え下さい。
まとめ:MEO対策は「小」が「大」に勝つ戦術のひとつ
SEO対策は、時間も労力も、コストもかかるため、資本力がある会社ほど有利です。お金をかければホームページを作って半年ほどでも、上位を狙えるでしょう。ですが、そこまで資本も体力もないスモールビジネスにとって、同じことはできません。ですが、MEO対策であれば、同じ商圏内で比較される競合他社と同じ土俵で戦えます。
そこで勝つには、まず第一に「勝てるホームページ」があること。第二に「良い口コミ」がたくさん投稿されていること。この2つがそろえば、どれだけ競合に資本があろうと勝てます。MEO対策はまさに、「小」が「大」に勝てる戦い方なんです。
ランチェスター戦略でいうと「第一の法則」で勝負するやり方ですね。1対1の局地戦なら、お金も兵の数も関係ありません。地の利を活かして、賢い方が勝つんです。
ぜひ共に、ビジネスを強くして、日本の国力を上げていきましょう!